障害児2人がいる家族日記。
しば太郎：長男で現在小学4年生
ASDとADHD持ち
支援級に在籍中だが、
ほぼ交流級で過ごす。
6年生になる前に
一般級に転籍予定。
しば子：長女で現在、年長さん
ＡＳＤ持ち（ＡＤＨＤは保留）
就学に向けて絶賛支援中
来年は支援級（情緒級）
からのスタート予定
今日は家に姉が来てくれた。
最近仕事が忙しい姉。
私も仕事はしているけど、
姉に比べれば今は比較的楽な方。
数年前に比べると仕事に対して
逆転している。
まだ私が正社員として働いていた時は
姉は専業主婦。
「今あんたの大変さがわかるよ」
と言っていただきました
別にわかる必要もないのよ。
専業主婦だって兼業主婦だって
大変さの内容が違えど、お互い家族の
ために頑張ってるんだから
欲を言えば、やっぱり保育園じゃなくて
幼稚園に通わせて、もっと子供と接する
時間を作るべきだったと思った。
そうすれば息子の特性にいち早く
気づき、療育に通わせられていた
と思う
ちなみに姉はホテルの清掃業のパートを
していて、清掃業あるあるを色々
教えてくれた。
清掃業としてはペットボトルの飲み残しは
いちいちトイレに流さないといけない
らしく、時間がかかるから持ち帰るか
全て飲み干してほしいそうです
洗面台に流さないの？と聞いたら
「色が沈着しちゃうから」
ということでNGらしい
他にも同業者か？と思う程綺麗に
整頓され過ぎて、清掃が終わっている
と勘違いしそうになったらしい
でも枕の防水カバーも外されて
いたらしく、
違う違う、そうじゃ、そうじゃなーーい
と思ったそう
娘の下校時間に合わせて帰った姉。
途中子供達の学校の前を通るのだけど、
放デイの先生が児童を連れて
帰る姿を見て、
「送迎してくれるんだ」
というから、
「それいつも私がやってるよ
」
と言ったら凄い驚いてた。
私の仕事を目のあたりにした
からだろうけど、それにしても
私事務だからね
事務が送迎していることに
驚いてほしい
最近甥っ子が
障がい者は悪だ
と言っているみたい。
なぜそのような発言をしているのか
というと、甥っ子のクラスに
ADHDっぽい男子がいるそうで、
同じクラスになると暴力を
振るわれたり、立ち歩きや暴言等で
授業を妨害されるそう。
あ、ちなみに甥っ子は一般級。
その親から相談されたことが
あったらしく、しかし
「一度専門家に見てもらった方がいい」
とはなかなか言えなかったみたい。
まぁデリケートな話だからね。
もし知り合いにそんなこと言われたら
かなりショックだと思う
でもその親もウスウス気づいて
いてはいたみたいなんだよね。
その後、成長と共にだいぶ落ち着いた
らしいけど、やはり今も加配の先生が
つきっきりな様子。
診断はおりているのか、療育に通わせて
いるのか、そこはわからない。
甥っ子がやられた際、甥っ子には
「多分その子には障害があって」
と姉は説明しているみたいなんだけど、
小さい子はなかなか理解できないのだろう。
ましてや暴力を振るわれている謂わば
被害者
障害があろうがなかろうが、嫌な
事をしてくる者を許せるはずもなく、
「障がい者は悪」
そう思ってしまっているそう。
「じゃぁうちの娘や息子も障がい者
だけど、そのことは伝えたの？」
と聞くと、
「伝えてる。でも暴力や暴言は
ないでしょ？それに対して
何故か聞かれたから、服薬してる
事を伝えたら」
すると甥っ子は、
「あいつも薬飲めばいいんだ」
と言ったらしい
まぁ正論なんだけどね。
でも服薬も合う合わないあるから、
うちの息子のように飲んで効果が
劇的に改善した子って逆に少ない
んじゃないかな？？
だいたい副作用で服薬を断念、もしくは
種類を変える子の方が多い気がする。
甥っ子に会ったら
障がい者は悪ではない。
と伝えようと思う。
その子はここにいろと言われて在籍
しているだけに過ぎず、日々合わない
クラスに長時間いることに耐えられない
のだろう。
大人数の中、ざわざわした環境がそう
させるのか。
集団行動が苦手なのか。
理由はわからない。
その生きづらさを一番に対応しないと
いけない親の行動が重要なわけで。
親が無理やり通わせている、もしくは
障害と向き合わない結果であって、
やはりそういった被害者はいつも
子供なんだよな～と思ってしまう。
そしてそういった子がいると、
一部でも全体がそうなんだと
いう偏見が生まれてしまう。
きちんと対応してる家族としては
解せぬ
の一言に尽きる。
そういう我が息子や娘も日々
なにかしらやらかしている
かもしれないけど。。
数年前からやられてる甥っ子
や同じクラスの子は、かなり辛いだろうな。
数年前に聞いた際、姉は
逆に手が手を出しちゃう可能性も
あるわけだから、お互い様だよ
と笑ってたけど、お互い様なぐらい
甥っ子が同じことをするとは思えない。
障害者に理解をと言う人は
日々その特性に不満を
抱いている人のことも理解
しなければならないと感じた。