9897 ユニダックス | ninja250Rに乗る美味しいもの大好きな猫LOVEブログ。

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ankopartyが日々思うこと、注目したことを、つれづれなるままに、書き尽くしていきます。猫多いです。あとご飯。

本日の注目銘柄特集、勝手にいきます。


とある3つの基準でスクリーニングをして見つけた銘柄です。



ちなみに最近のニュースとしては、

8068 菱洋エレクトロによるTOB計画ですね。


@NIKKEI

>TOB価格はユニダックス株1株につき720円で、

>買い付け上限は600万株。

>取得金額は計43億2000万円になる。

>TOB期間は7月4日から8月3日まで。


友好的な買収らしいですよ。


>提携で半導体やソフトウエアなど商品の品ぞろえを強化、

>海外拠点も相互活用して収益拡大をめざす。


>買い付け上限は600万株。


>ユニダックスは自己株式を計168万株保有しており、

>うち140万株(発行済み株式の7.81%に相当)を菱洋エレクトロに売却する



ということは、その他は市場からかき集める、ということになりますね。


まぁ、恐らく株価もそのニュースは織り込み済みだと思われますが・・・・



財務諸表なども参照します。


平成18年7月4日付けの「意見表明報告書」なるものを発見しました。


その中からニュースに書かれていなかったけれど

ピックアップしてみた文面を引用します。


>両社(ユニダックスと菱洋エレクトロ)は

半導体ビジネスを中心としながら、

>当社は電子部品ビジネス、菱洋エレクトロ株式会社はシステム情報機器

>にそれぞれの強み・特徴を有しており、

>これらのビジネスを相互に補完することで、

>ビジネスの上流から下流までを幅広くサポートすることが可能となります。


>国内外における拠点ネットワークにおいても、

>拠点の相互活用などによる効果が期待できる関係にあります。

>事業領域での補完、地域面での相互活用が見込める両社が

>緊密に連携をすることによって、更なる顧客サービスの向上を目指し、

>その結果として両社の企業価値増大を図ることができると判断するに至りました。



・・・なるほど。そのために自己株式買付けを年々行っていたわけですね。


かと思いきや、償却してました。

利益最大化のためというより、市場に対して株価が安いと促していた比率が高いと思われます。



ちなみに、当社の上場関連の歴史はこちら。

(ユニダックスHP⇒http://www.unidux.co.jp/  )


>  1972年2月 日本ユニコン株式会社設立
>  1986年4月 ユニダックス株式会社に社名変更
>  1990年12月 株式店頭公開
>  2001年2月 東証2部上場
>  2003年3月 東証1部上場


コンピューター関連の企業として考えると・・・結構老舗ですね。

半導体としてはどのくらいの位置づけなのでしょう??


引き続き、有価証券報告書に移ります。


ユニダックス(EDINETコード:401329) より、EDINETの情報使用。

銘柄コード9897


【提出日】
平成18年6月29日

株式発行数 27,300,000

7日高値株価 / 672


つまり・・・・・・・時価総額(株式数×株価)=18,345,600,000

183億4560万円ですね。

その会社を43億2000万円で33.46%の割合で取得する、ということ。


単純にTOB公開価格720円×600万株=43億2000万円

(元々持ってる株式は無いっぽいですね)


以下に掲げる数値は前事業年度、当事業年度の順で示すことにする。

(単位は千円)


~損益計算書~


売上高   35,672,786・・・39,350,851

当期÷前期=1.1031056279147919649449302894369

・・・・・・・・110、3%


売上原価  31,890,399・・・35,276,785

当期÷前期=1.1061882606109757359887532294594

・・・・・・・・110、6%


原価が上昇している割合に対して、売上高がそんなにあがってませんね。



売上総利益 3,782,386・・・4,074,065

当期÷前期=1.0771150802694383915338096111819

・・・・・・・・107、7%


営業利益  759,340・・・1,077,054

当期÷前期=1.4184080912371269786920220191219

・・・・・・・・141、8%


原価に対して利益上昇率が非常に高いですね!!


当期未処分利益   1,361,353・・・4,420,371

当期÷前期=3.2470424643718418367609282823779

・・・・・・・324、7%


このウハウハな未処分利益はどこへいくのでしょう・・・・!?

( ̄ー ̄)ニヤリッ


~貸借対照表~


(資産の部)

流動資産 

現金及び預金 3,463,347・・・1,862,442

売掛金 9,805,823・・・13,975,155       売掛金増えすぎじゃないか・・・?

でも貸し倒れ引当金が減少しているから平気かも。

貸倒引当金 △2,264・・・△1,700


投資有価証券 134,350・・・838,783     やたらに多いのが気になるところ。


流動負債  5,603,468・・・7,191,843   ちょっとこりゃ、増えすぎなのでは???


負債の部で毎年毎年同額(173,000)の賞与引当金がある点が非常に気になるんだが・・・

儲かってない年でもボーナスを出すつもりってやつなんでしょうか。

社員の会社離れを防ぐ目的なのかな?なんて思ってみたり。


未処分利益から少しでも多くの負債を返済したほうがいいのでは?と

思うところですが、こんなに未処分利益を抱えているのには

何か理由があるのでしょうか?

謎です。


投資有価証券は、債券等に投資している模様。

債券・・・ノムラヨーロッパファイナンスNV


投資有価証券・・・

㈱三菱UFJフィナンシャル・グループ・・・銘柄コード8306

㈱みずほフィナンシャルグループ 銘柄コード8411

菊水電子工業㈱・・・財務状況は健全っぽいです。銘柄コード6912

アイニックス㈱・・・未上場。




プレスリリース記事で、メジャーな日経プレスリリースはもちろん、

エリスネットっていうところにも出してた。 

エリスネット http://www.elisnet.or.jp   

(電子部品の総合情報サイト)