長くなります
同じ病気を持つのネコちゃんの何か情報の一つになればと思い経過を残します。
同じように亡くされた方には辛い内容もあります
ご容赦下さい
このアメブロを最後に書いたのが、2016年7月11日 ハナ6歳の誕生日
歯槽膿漏で、前歯と左の剣歯上下以外を抜歯した以外は、元気で楽しく過ごしていました
ただ車で実家に帰省した時、2時間を過ぎると呼吸がハアハアという息づかいが聞こえて来て、後部座席から床に吐きそうな格好でハアハア
ヨダレは出ていなかった
ひょっとして、心臓が悪いのかも…
とは思っていたが、急いで到着した後走り回る位元気
ご飯も食べた
でもその予想は当たっていました
2022年6月17日、昼前に外出から帰宅すると鳴き叫んでいた
両脚の麻痺があり、狭い所に入り鳴いていました
たまたま休みで、用事を済ませて2時間弱で帰宅した間の事でした。
とりあえずすぐ病院へ
動脈血栓塞栓症
心臓の肥大性心筋症から心臓の中で出来てしまった塊が両脚に繋がる動脈につまり、痺れて動かなくなる
かなりの痛みを伴うので、海外では安楽死をする場合もあるとか…
すぐに痛み止めと、抗血栓薬の注射を6時間〜8時間毎に自宅で注射をしました
この病気になった子で、1年以上生きた子はいません‼️ と言い切られたが、1年10ヶ月の間9回もの動脈血栓で脚の麻痺を起こしながらも回復し、ハナは歩けるどころか、走って遊べる位になっていた
運が良いと言うか、いつも私が自宅に居る時に起こしていました
早ければ1ヶ月に2回
間が空いて、3ヶ月弱。次いつ血栓が詰まるか、自宅には防犯カメラを3台置き、動くと携帯に通知が来て様子が見られる。
動体検知の通知がなるたび、ドキドキで歩いている様子を見ては、胸を撫で下ろした日々でした
今年の2月食欲低下と水をよく飲み、オシッコが増え体重減少 よく寝る
カメラで見ていても、寝る時間が長い
ハナは来客があると隠れ、病院に行くとオシッコちびる
余程でないと病院には連れて行ってない
先生もしんどい時は可哀想だからと、動画を見せていました
しかし今回は流石に病院へ連れて行くと、血液検査でクレアチニン10.9 尿素窒素113
先生がため息混じりに、かなり悪いわ…
腎不全のステージ4 腎臓は回復する臓器ではないので、もう長くは生きられない…
何でも好きな物食べさせてあげて下さい と
脱水になるので、2日毎に皮下点滴を200〜250cc
自宅で行いました
初めの数日、1日おきに点滴したが心臓が悪いので、呼吸が早くなり負担がかかる
毎日様子を見ながら、量も決めて入れました
輸液をレンジで温めてから点滴すると、じっと座っていてくれ、18Gの太い翼状針で全開で滴下するので、15分位で終わっていました
太い針ですがよく頑張ってくれました
合計29本の点滴をしました
吐き気がある為、カリカリご飯もなかなか食べてくれず、缶詰めご飯もトロミやスープの多い物物ならスープだけペチャペチャ舐めて終わり
あらゆる種類のご飯を買って来ては撃沈の繰り返しでした
食べた〜と喜んでも、すぐ食べなくなる
缶詰め開けてあげても、匂いを嗅いでプイ❗️
これは食べないやつだと思ったら、すぐ捨ててまた新しいウェットフードを入れ、寝ている目の前まで持っていき食べさせたり
サンプルを貰って来たり、お試しサイズを買ったり、高級なカリカリだからといって食べてくれる訳ではない
ショック〜 の連続でした
なので、お水は4ヶ所に置き、カリカリやウェットご飯は10皿並んだ日もありました
どれでもいいから今日の気分で食べてくれ〜
私はカリカリは味見をするが、やはりやや味の濃いめの方が食べてくれたり鰹節系の匂いもすぐ飽きたりでした
ササミをゆがいたものは大好きで、ゆがいている香りで欲しい欲しいと大騒ぎし、ほぐした身もスープもよく飲んでくれたがすぐ飽きる
比較的食べてくれたのが、やはりチュールです
カロリー2倍のものを選んだり、病院でしか置いていないチュールなど助けられました。
ネットでも色々なチュール系の物も購入しましたが、初めの数口でした
塩分が多少あっても食べてくれる方がマシ
甘塩のシャケを焼いてご飯と混ぜたり、お刺身もゆがいたり、焼いたり 大した量は食べないのだから、美味しく食べて欲しい
何とか体力を維持出来ていました
まだ走る⁉️ 遊ぶ⁉️ と報告に行くたびに先生はビックリされていました。
7月の誕生日を迎えられるのではと思う位元気に過ごしていたと思ったら、2日程ご飯の食べが悪い、よく寝るなあ と心配が的中
4月26日23時40分、突然大声で叫んだと思ったら、嘔吐が始まり、下半身の麻痺
10回目の動脈血栓でした
痛みで鳴き叫び、失禁、脱糞
すぐ痛み止めを飲ませて抗血栓薬を注射開始
しかし吐く
抱きついてきたり、押し入れやネコタワーの小屋に隠れたり、布団の中に入ったり
一日1回しか打てないという吐き気止めの注射も効果なく、最後6時間は本当に苦しみました
もう頑張らなくていいよ…
寝んねしようね…
と言うと スッと呼吸が止まりました
ハナ
と呼ぶと大きな呼吸を3回して旅立ちました
4月27日 22時10分 永眠しました
13歳10ヶ月 でした
マンションのブロック弊の上に子猫が座っている
のを発見 出た〜〜〜
余程縁を感じないと、私の前に出てこないでくれ〜
と思っていたのに
ゴミを捨てに行くと見かけるようになり、気になりご飯もあげ、その後保護
私にしか懐かず、友達もかろうじて触れた人はわずか数名
姿すら見た事ない
友人も多かった
ガラガラ声で、あまり声も出ない。野良時代の3ヶ月くらい、どれだけ鳴いて、どれだけ隠れて辛い思いをしていたのだろうと保護した時から心を痛めていました
でもとても可愛い姿で、べっぴんちゃんで、私の言葉が良く分かっていた
虹の橋を渡る時、私の涙でハナの上だけ雨が降る
大泣きは一度だけ許してね
毎日沢山の愛情を貰い、癒され、助けて貰った
楽しい毎日をありがとう
また会えるよ