アネモネです。
会食を待つ間、
近くのミスドに席を確保して、
三時間もいた。
フランス語の旅行会話の学習もはかどり、
けっこういい気分になっていた。
二時間半ぐらい過ぎた頃、
ひと組の母子が隣の席にやって来た。
母が80代で娘が50代後半ぐらい。
おそらく母は独り暮らし。
娘が誘い、
久しぶりに二人でショッピングに来たみたいで、
母はバッグを買い、
別れる最後にミスドのドーナツも、
持ち帰り用の箱でそれぞれ買い、
席でコーヒーを飲んでまったりしていた。
聞くともなく話が耳に入って来ると、
母は足腰は弱くなっているが、
脳は元気で、ちゃんと娘と会話のラリーをしている。
娘「みかん、買っていく?」
母「そうだねえ」
娘「あ、やっぱり要らないか」
母「うん、今日は要らないわ」
娘「じゃあみかんはやめよう✨」
そう言えば、
私が母と最後に普通の建設的な?母子の会話をしたのは、
亡くなった数ヶ月前の話ではない。
5年前の話だ。
認知症みたいになってしまった症状の母とは、
もう5年も、まともな母子の会話をしていない。
最後の数ヶ月は母は3分に一度同じ話を繰り返した。
私は気が狂いそうで常に常に腹が立っていた。
「同じ会話繰り返す無限地獄」みたいな感じだった(笑)。
結局、いろんな機能が衰えたり病んでいた母は
地球生活がもう限界(寿命)だったってわかっているし、
今、親が健在の人を必要以上に羨ましいとも思わない。
むしろたくさん親孝行して欲しいと思う。
どんなに嫌いでも、話せば喧嘩になってしまっても。
でも、「生きているのが羨ましい」とは別の感情で
私も母と「あんな風にもう一度、普通の母子の会話をしてみたかったんだなあ」と気づいたら、
涙が出た。
ミスドで(笑)。
人は
いつか老いたり病んだりして、
話せなくなる時が来る。
コミュニケーションがうまく取れない時が来る。
そんなとき、つくづく人間って
コミュニケーションをとって、
生きていく動物なんだなあと思う。
近くにいてくれる誰かと、
たくさん話してください。
普通のとりとめない、話でいいから。
ある日突然うつ病になる。
ある日突然脳梗塞になる。
そんな日が突然来る場合があるから。
その日が来る前に。
今日も良い一日を✨\(^_^)/