アネモネです。
録画した、アナザーストーリーの「渥美清 男はつらいよ 誕生秘話」みたいなタイトルの番組を観ていました。
私は映画の48作目は映画館で観たのですが、
それ以前は観たことがありませんでした。
もちろんドラマでやっていたのも、後から知りました。
お亡くなりになった後に封切りされた山田洋次監督の追悼映画で寅さんがちょっと出演していて(合成編集)、
寅さんのアップのシーンは映画館の客席からすすり泣きが聴こえて来たのを思い出しました。
今日の番組では、
最後の作品は余命宣告をされているのをひた隠しにしながら撮影に臨んでいる姿がありました。
ギリギリの残りのエネルギーを撮影に使わないといけないから、
カメラが回っていないときは「寅さん」を演じていなかった渥美さん。
それまでは、カメラが回っていなくても寅さんを演じて、ファンに笑顔と気前の良さを振り撒いていたそうですが
そのエネルギーがもう出せない。
なので、サイン色紙を抱えたファンに素っ気なくスルーして車に乗り込んだ渥美さんを、
「なんだか素っ気ない人なんだね~!」
と聞こえよがしに言う声が響きました。
それを聞いていた渥美さんは車のなかで、
「本当は応えてあげたいけどね、できないもんねえ。。」
と呟いたそうです。
その素っ気なさを取材陣が質問した時に、渥美さんは、
「寅さんは、手を振り過ぎちゃったんだよね。たぶん。
24時間、365日さ、手を振り続けなきゃ……駄目なもんかね(笑)」
取材陣に向かい、でも独り言のように寂しそうに微笑んだのがチクリと突き刺さりました。
同じこと、SMAPも言ってたかもなあ。
ヨン様もそうだったな~。
24時間365日"同じテンション"を求められると言うこと。
計り知れない。
……今度芸能人に素っ気なくされても逆ギレするのはやめよう(笑)。
(素っ気なくされたことないけど)
良い番組でした☆