名古屋の唯一の私鉄の名古屋鉄道。その一番の主要駅は名鉄名古屋駅といい発着本数に対しホームが3つしか無い為、乗車ホームで己の乗る電車場所を探すのにコアな慣れを必要とする。初見者にはマジわからんし、己が乗る線以外となるとジモチ〜でもわからん。
カオス駅、で検索すると出てくる名鉄名古屋駅である。「迷駅」とか言われ鉄ファンにはお馴染みとか。
ホームまでは至ってシンプルなつくりなので直ぐにたどり着けるが…
私鉄路線距離として日本で3番目の長さを持つ名古屋鉄道は蟹の姿をした愛知県の端から隣の岐阜県まで運行している。
上り下りで1時間に常時56本超の電車が発着する、つまり上り下りどちらでも2分おきという超カオス駅のため自動案内では放送できずDJブースで駅員さんが発着案内する。その案内は行き先名、何列編成か、乗車番号、普通や急行の列車種類、座席指定が必要か否か、など。
なぜカオスかと言うと。
他の大都市圏内駅と異なりここは「通過駅」であるため。他のカオス駅は始発終点駅が多いだろう、阪急梅田駅みたいな、アレよ。
「通過駅」であること、全ての路線で名古屋駅に停まるため、名鉄各路線から集結する駅となっている。路線は12以上あり、その全てに名古屋駅へ集結する。路線には終点駅や途中駅までの行き先もあり路線と行き先名とで超煩雑
30分で片側だけでも8つの行き先、12本の列車、普通や急行など種類6つ…
これが全て1つのホームに来るわけよ。
一応、駅では時刻掲示板に行き先別と列車種類別に色分け表示し、それと同じ色の電光掲示板前、または足元テープ場所に並ぶようにはなっている。
並ぶようにようには…
なっているが電光掲示板は列車が停まると全く見えない。色分けテープは人が多くて足元が見えない、ので最後尾に並ぶ人に聞きまくり目的電車になんとか乗車する。
ホームドア設置もできない。
先ほども書いたが異なる路線の異なる列車種類が次々と来るのと、同じホーム内でそれぞれに列車待ち位置が違うためホームドアの壁？ドアを収納する壁場所が皆無状態となるから。噂によるとホームドアを作っても開け閉めが異常に多くなりすぎる予想ですぐにぶっ壊れるからとか。
そんな名鉄名古屋駅なのでタイムスケジュールが超〜煩雑らしく昔NHKで特集しとった。日本一の過密スケジュール駅とかって！
名古屋への転勤者が最初に困るのがカオス名古屋駅。大概乗り間違えて遅刻してくる。なので人事異動が出た後、新幹線を降りてから事細かに出先の支社までの行き方をメールする(名古屋市内は地下鉄だから不要)。
この名鉄名古屋駅のカオスの原因の1つは地下にあること。同じ地下駅ですぐ隣に(岐阜方面のホームから見える)日本一の路線距離を誇る近鉄の名古屋駅、名古屋市営地下鉄名古屋駅に挟まれている為、ホーム拡張ができない。
原因2としてホームが3つしか無いこと。一般列車の乗車ホームは上り下り1本ずつ。豊橋方面と岐阜方面。3つ目は降車と特別列車指定席乗降を兼ねたホーム。
ちなみに私は豊橋方面の路線から乗るが反対側の岐阜方面ホームではマジな迷子となっている。オロオロし駅員さんに聞きまくってようやく乗る。乗っても自分の降りたい駅に停まるのか不安で車内放送に耳をすます…
ささ、アナタも名古屋に来たら名古屋名物？？のカオス駅、名鉄名古屋駅で乗り降りしてみや〜せ！