DIYなる言葉が浸透して何年かしら?
これって Do it yourselfの略なんだって?
今初めて知ったわ。
意味って「やってみよう!」じゃん。
昔で言うところの日曜大工よね?
日曜大工と言ったらイカンの?
何でもかんでもガイライゴ使って嫌だわ
アタシは日曜大工できん。
ぎっちょだからノコギリ使っても真っ直ぐ切れん。ハサミと同じで右手用になってるから、ぎっちょには刃が反対向きだもの。
左利き用を買ってまで…でしょ?
中学の時、木工がありましたが当然ながら己で作らず家で父に作ってもらいました。女子はほぼ皆そうでした家庭科の縫い物は母に。
今のお母さん、縫い物できない人もいるみたいなので大変ね〜だってさ!離婚した兄嫁はボタンつけも裾上げも出来ず、なので姑の母に全て丸投げしてました。香港にいたときも母が行くと「おばあちゃん待ってたー!このボタンつけて、あの裾上げて」
ま、これはうまく姑とやっていく知恵でもあるんでしょう。
さらに言えば着物教室での生徒さん達は20代から40代の仕事を持ったお母さんが多いです。でもお裁縫できません。アタシもできません。でもアタシより縫い物できません。マジで?
制服のボタンとか取れたらどうしてんのかな?
旦那さんのズボンの裾上げはお店でしてもらうとしてもミシンの千鳥縫が取れちゃったら修繕しなくちゃいかんじゃん?どうすんのかな?
姑や実母に縫ってもらうのかな?
ボタンつけや千鳥縫くらいはアタシにもできるぞー!
お裁縫は好きじゃないが手芸は好き〜。編み物やビーズは好きだわ〜。作品が出来上がる楽しさは手芸というより工作に近いので男性でも好きな方がいるのは分かります。
ただし私は飽き性なので同じものを二度は作りませんのよ〜おほほほ
しかし根気がいるのよね〜
今はもう手もつけたくないわ〜。
編み物はほんとによくしましたが今時手編みなんぞ着る人おらんし。○ニクロのようなうっすーいセーターをアンダーとして重ね着するのが今風ですもんね〜。カウチンセーターなんて着たらどこもかしこも暖房してますからクソ暑い〜
今までに作った編み物の中で他人様に「私にも編んでくれ!」と気に入られ&一番材料代のかかった大作はイギリスゴム編みのセーターです。ひたすらイギリスゴム編みだけの作品なので安い材料を使うと粗がわかる。ウール100%の上質な淡いベージュで編みました。イギリスゴム編みとは袖口や裾に施されたゴム編みに似て非なるもの。
私が作ったのは両面タイプ。
これは普通に編むセーターの毛糸を倍必要とします。出来上がるとふわふわしてとても暖かく着心地も良いです。この糸代だけで1万円かかりました。今から35年くらい前によ!
これを着て駅前の行きつけの本屋さんに行ったら私より10歳くらい年上の若奥さんが「すごいいいセーターだね!!」
あ「私が編んだ」
若「えーー!すごくいいよ!わたしにも編んで!」
といたく気に入ってくれました。
しかし同じものを二度編みたくないのと人に提供するのは緊張しますし、余計な気を使うので丁重にお断りしました。なによりも糸代が手編みにしては高額なので人様用には躊躇します。
サマーセーターもたくさん編みました。よく考えたらクソ暑い夏にサマーウールとは言え一枚でも余分に着たくないのにアンダーが必要なセーターを何故編んだのかしら??
しかし割と母が頻度高く着たサマーセーターは何度も洗濯機で洗濯しても手編みの強さゆえ型崩れもなく、さらに既製品のように編み目が整ってくるので何年も経つと母は私が編んだことを忘れ既製品と思い込んでました。オカン〜これは私が編んだんだって!と何度言っても信じてくれない〜
縄編み、レース編み、イギリスゴム編み、やらやら。大阪に住む母の妹である叔母は機械編みを習っており、脇をミシンで縫ってました。手編みでもできるかな〜と挑戦しましたが機械編みよりもさらに厚さがあるので家庭用ミシンの押さえでは無理でしたね〜。脇をミシンで縫うと強度が上がるのでセーターの型崩れを防止できます。
手編みセーターの1番の難所は肩と袖ですね〜。ここは裁縫同様にセットインスリーブみたく仕上げますので肩山、袖山が必要でした。これで作ると稼働範囲が広がりますし見た目もスッキリとして綺麗です。
イギリスゴム編みのセーターは普通のセーターの倍の糸を使うと書きました。よって重量もあるので肩山を作ると強度が下がるため筒袖風。肩山は無しで直線でした。
セットインスリーブでのセーターはスッキリ仕上がり、筒袖セーターは手編みらしさがでます。
人のために編んだのは母へのサマーセーターと幼かった姪のセーター。姪が3歳ごろNHKの「おかあさんといっしょ」の「にこにこぷん」が大好き!
その中のキャラクター、ペンギンのピッコロが一番のお気に入りでした。口が回らない頃なので「ピッチョロ」と言ってましたネ〜ピッチョロならぬピッコロはコレ。
で、母からと義姉からの注文が入りまして…
ピッコロのセーターを編め、と。
縄編みはしても柄や色変えの編み込みセーターは嫌いな為、編んだ事はござらん。可愛い姪の為にエンヤコラ、です
柄の編み込みは色糸をたくさん使うのと糸変えが多い為、メリヤス編みの簡単な物ながら非常に実は面倒くさい。尚且つ子供サイズは大人と違い直線部分の面積が少ないため手間が酷くかかる!
二度とごめんだわ、と超絶面倒な作業でしたわー!小さな体に合わせてピッコロを編み込んだ小さなセーター。姪は「ピッチョロ、ピッチョロ!!」と大喜びして着てくれました。幼い子供のぽこん、と出たお腹の上にピッチョロセーター、いやピッコロセーター。
編んだおばちゃんは鼻の穴膨らませて母と義姉にいかに面倒作業で大変だったかを主張しときました。2度目の注文が入らないようにです!
子供はすぐ大きくなるのであんなに苦心したピッコロセーターは翌年には着れなくなりましたけど
この姪のセーターの面倒くささに凝り、その後、編み物はいっさいしなくなりました。極端?
で、次にハマったのはビーズ。
母が先に趣味としてまして、付き合ううちにハマり出し〜世は空前のビーズブーム!
毎週末、2人で繁華街のビーズ専門店へあちこち行きビーズを買ってました。名古屋の繁華街の栄の狭い範囲だけでもビーズ専門店は4、5店ありました。スワロフスキービーズは高価なだけあり色も出来具合もピカイチ。しかし重いので使い込むうちにテグスが切れてしまうこと度々でした。
プラスチックビーズは安いので軽くその点は安心ですが見た目はスワロフスキーには及ぶべくもありません。
手でのビーズは重くなるのと比較的ゴツいのです。そのうちに手に飽きた私は針と糸を使って作るビーズステッチへ。こちらは非常にスッキリ仕上がりとなります。特にネックレス系はこちらが抜群に出来具合がよろしい〜。指輪は手、ネックレス系やブレスレットは針と糸。
針と糸を使うビーズは極小タイプなので気の遠くなる単調作業。大作ネックレスを作ったときペンダントトップ部分以外は極小ビーズをつなげ段々と面上面積を広げて作る物でした。
この作業の単調さと面倒くささにキレたら中学生だった姪が手伝ってくれた…銀色の濃淡で作った渋く派手なネックレスはパーティ仕様にできちゃう豪華なものになりました。
糸と針のビーズステッチには叔母が興味をしめしまして、注文を受けてネックレスと指輪を作りました。名古屋に遊びにくると教えて欲しいと言うので針と糸での作品を一緒に作りました。教えるって、言うほど難しいものじゃありません。手で作るビーズと違いひたすら単調作業の固まりなので。
またなんとなくビーズを扱いたくなりましたが、同じ事は二度としない性質ですから今度はビーズ刺繍とかしてみたいな!
そしてセーターもビーズも飽きると全て捨ててしまう性格はビーズ刺繍もいつか捨てる運命作っては捨てて〜
作品が出来上がる作業を楽しんでるだけだもんね、仕方ないわ。
しかしパソコン教室と家事で土日ほぼ潰れて漫画もTVも限定時間しか見れないからパソコン教室が終了する11月末まではお預けですわ〜。年が明けたらやろうっと!!(⇦もう来年の話してる)