加藤和樹さんは歌が難点なのですが、城田優さんはそんな心配はありませんので安心して聞けました。
実はクリスティーヌがファントムであるエリックの仮面を外させ、その醜い顔に仰天し腰を抜かし逃げ去ることへのエリックの嘆きの歌があります。かなりのロングバージョンなだけに加藤和樹さんの歌では歌詞が分からなかったのです。
城田優さんの歌でようやくストレスなく歌詞もスッキリわかりエリックの果てしない絶望感が伝わってきました。
城田優エリックの歌にストレス無い!
シャンドン伯爵は当然広瀬友祐さん〜!
広瀬さんの会でチケットとってるから当たり前っすが。
加藤和樹さんも180センチ代の長身ですが城田優さん、広瀬友祐さんはさらに長身。この2人が並び立つと168センチの愛希れいかさんですら可愛らしい小さな人に見える。カルロッタ役は170センチ超ありそうです。
加藤和樹さん、城田優さんエリックは2人ともに子供のように感じるのは同じ。加藤和樹さんは根暗なオタク系でサイコっぽい。城田優さんはモーツァルトやアインシュタインと同じ障害の人のよう…
まともな人に2人とも見えませんわ
やはりそんなエリックを愛するクリスティーヌは聖女か、はたまた彼女もオカシイのか?シャンドン伯爵が至ってフツーの人に見えます。
エリックの父親役であるキャリエールが1番の悪者には違いないのは宝塚でも同じ。不倫の果てにできた子は二目と見られない化け物顔につき、世間からも陽の光からも隠し、さらには父親であることすら隠して育てるという極悪。
優しいし、エリックのように誰かに危害を加えるわけではありませんが、エリックを怪物にしてしまったのはキャリエールが悪い。こんな育て方なかったらもう少しまともだったろうに。
それなのに「命の灯火が無くなる」ことになり「私の子だ。愛しい子だ」と言い出すお前はアホか、極悪人!と心の中で怒っとりました。
これは宝塚バージョンでも同じ。
今ごろ言うなよ!
ですわ。
何故初めから「私が父親だ」と名乗らない?彼が化け物顔だから躊躇したんだろ?全く理解不能なキャリエールです。何か気分悪いって、このキャリエールが「私の子だ〜」と打ち明ける場面が最も気分悪い私
でも周囲の観客の涙を最も誘う場面で、皆さま泣いてます。実は日本初演の宝塚宙組で宝塚観劇初の涙を流したのはこの場面でしたが…
が、何度も見るうちに「お前〜!今ごろ言うなよ!なんて勝手なんだ」と思うようになり、以来この場面になるとムカムカしてくる〜
愛希れいかさんクリスティーヌの狂気のダンスは1週間前の振り付けと少し変わってました。何故〜!!狂いだした最初にゾンビみたいな貞子っぽいダンスが無くて、いきなり舞台中央でガタガタと体を震えさせる振りになってました。
私がゾゾーっとした貞子ダンスが素晴らしかったのに!チチチっ!
城田優さんの子供の癇癪と同じようなファントムにキャリエール役もつられて加藤和樹さんの時とは違い「私の子だ〜」がより感情的に歌ってました。
相変わらずカルロッタの「可愛い子は○○〜」が全く分からずでしたものの、エリックの歌にストレスが無いのはエエわ〜。
実は宝塚雪組ファントムは私には「歌合戦」にしか思えず芝居やミュージカルを見てる感は無かったです。トップコンビの歌は過去宝塚で上演されたどの組よりも高い歌唱力ですが、心に響いてこん…
今回の城田優さんと加藤和樹さんでは城田優さんエリックが良かったなぁ〜加藤和樹さんは歌が上手いわけじゃないのに何故か大ミュージカルの舞台をなんぼも務めてますね〜。よほど事務所の力があるのか?
加藤和樹さんより広瀬友祐さんの方がうまいし声もいいのに〜。無論、上原理生さんはさらにさらに良いわ〜!!
でも広瀬友祐さんや上原理生さんにエリックは似合わん。どこか育ちの良いお坊っちゃまイメージが広瀬友祐さんにも上原理生さんにあるんで…
やはり広瀬友祐さんはティボルト、上原理生さんはアンジョルラスがサイコ〜ー!!