アイドルとしてバラエティが主な舞台だった、という面で元来のアイドルとはそもそも違っていた、云々らしい。
あ？そうなの？
だってバラエティとアイドルといえばキャンディーズが一番古くない？？
「みごろ、たべごろ、笑いごろ」と「ドリフターズの全員集合」にレギュラーしてたじゃん？
コントに関しては全力投球で可愛子ちゃんアイドルとは思えないくらい体を張ってなんでもやってましてメチャ面白かった3人です。
歌になると途端に可愛いキャンディーズになってミキちゃんのお母さんデザインによる(センス良くない)ミニの衣装で簡単な手振りを付け歌いましたわね～。
「全員集合」は徹底的にリハーサルを重ね厳しいいかりや長さんの脚本と演出通りに演じたとか。脚本と演出通りに演じて笑いを取るというのは演技力が無いと出来ないワザだからキャンディーズから蘭ちゃんとスーちゃんが後年演技派女優になったのもうなずけますわ～。
「みごろ、たべごろ、笑いごろ」はアドリブかまし～の、セットが壊れ～の好き勝手にOK現場だったそうなので、これで笑いを取るのはこれまた大変ながらやはり面白かった。
SMAPのバラエティ進出からバラエティの冠番組まで持ったのでそれは確かに新型ではある。今までアイドルがバラエティの冠番組を持つことは無かった。レギュラー出演はあったけれど主体者では無かった。
全員集合ではレギュラーのキャンディーズ以外にもたくさんアイドルがゲスト出演した。お正月の特別番組ではわらわら出てきてアイドル達を集めて少年少女合唱団コントがあった。大好きなコーナーでしたわ！
そうそう！
この合唱団コーナーで片平なぎささんと大場久美子さんがいかりや長さんから言われたキツイ一言に答えた言葉が対照的でした。あれだけは台本には書いてないと後年思いましたわ。
アイドル達はそれぞれソロパートがあります。合唱団コーナー後、いかりやさんがコメントするのですが…
片平なぎささんがゲストの時
いかりやさん「あなた歌手やめたんだって？！」
と、言いまして
片平なぎささん(首をすくめて)「はい。下手ですから…」
いかりやさん「そうね。そのほうがいいわ」
みたいなことを。
大場久美子さんがゲストの時も同じ質問をしました。すると大場久美子さんは
「はい。歌は卒業しました」っぽい事を言うと
いかりやさん「歌下手だもんね！」
と。
生意気な答えをした大場久美子さんにはキツイ一言～、素直に下手と言った片平なぎささんにはさらりと受け流しでテレビ前で大場久美子さんにシメシメと思って見てた記憶があります。私は大場久美子さんは生意気な感じがもともと嫌いでしたわ
SMAPはバラエティ番組を持ちその中で料理を毎回披露してました。確かにこれはかなり異色も異色！
バラエティ番組でアイドルが料理なんてあまりにも日常的な(SMAPの料理は全く非日常料理ですが)素顔さらしのような事をするのは異色と言えば異色。
ただこのSMAPの料理で男子料理も前面に出てきたし、料理のできる男がモテるようになりましたね～。
男子厨房に入らず
が当たり前から
厨房に入る
のが当たり前になったような気がします。
今や料理ができて後片付けも出来る男子がモテますわよ！
アタシなんて料理できないもの～！はははははは！
SMAPのコントは初めの頃は面白かったのに人気絶頂の頃になると寒いとは私は思ったのですが…料理も初めはモタモタしていたのから腕が上がりまるで料理人さんのような物が出てくるとちょっと白けてきました。
料理収録は時間がかかるので経過を省略して放送してるので余計につまらなくなりました。料理番組に出て本格的な腕前を披露する姿を見たかったですわ。
キャンディーズはアイドルとしてコントと歌はやりましたが料理をするというコーナーは無かった気がします。たべごろ、であったかもしれませんがSMAPほど本格的なものではなくコントの一部のような笑いを前提としたものだったかも。
今やアイドルがバラエティ番組を持つのは人気を得るためには当たり前で、逆に人気の無いアイドルでは番組を持てないですね～。
しかもアイドルは歌だけだったのが俳優女優としてもそれこそ当たり前のように活動してます。今や歌手と俳優の境目がありません。俳優女優さんも歌を歌うし。
職業「俳優・歌手」という肩書きの人が多い
狂言役者の野村萬斎さんですら本格的な俳優業されるし…歌舞伎役者くらいですか？ミュージカルに出演しても歌手活動してCDを出さないのは？アイドルとか俳優、歌手とは言わないで
「ゲーノージン」でいいんでない？