年も改まったのに、ですが。
2015年の宝塚は101年目ということで新しい年、と劇団の意気込みもありましたが空振りに終わった感もありやなしや?
まずトップスター2名が退団しました。私の愛する凰稀かなめ様も大好きな柚希礼音さんもショボすぎるお粗末な脚本でのサヨナラ公演。
今日はこの退団作品に関して暴走したいと思います。
かなめ様はセットと衣装は豪華でセンスの良いものでしたがちえちゃんに至っては衣装までもショボかった。
曲はかなめ様はあんこ的に気に入りました。なかなかメロディアスな良い曲でした。ちえちゃんのは記憶薄いくらい、??な曲。
芝居の内容は両方共に悲惨なもの。ツッコミどころか呆れてものも言えんわ!と怒髪天な内容。
観劇当時は2人の退団が悲しくてツッコミしてるだけでしたが、1年経つと冷静になってきて怒髪天~!
あ、冷静に!冷静に!
かなめ様の「白夜の誓い」もちえちゃんの「黒豹のごとく」も題名からして恥ずかしい。
皆様、宝塚を知らない人にこの題名見せたら「大げさで一昔前の少女漫画の寒い題名みたい」と笑われますヨ!
「白夜の誓い」
支離滅裂…辻褄の合わないブチ切りセリフ、退団なんだからコンビに大恋愛もの振ればいいのに、冷えた夫婦を充てるとは!何考えてるんだ?
しかも次のトップになるまぁ様の役は緒月さんにフタをされ曖昧な番手役でした。その緒月さんもかなめ様の同期だから、という事に拘りすぎた役柄。
暗殺理由は意味不明。史実で推測される貴族増税に反対、でエエじゃんか!超自分勝手な理由で自己のためだけに親友の国王を暗殺するという!
もっとも史実でもそうなのですが、なぜに衆人の集う舞踏会で暗殺したのか分からんけど。
「黒豹のごとく」
ちえちゃんの芝居に行きましょ~。
なんだあれは??かなめ様と同じくらい腹立つ内容!これまた意味不明な題名と内容。
主人公は貴族で軍人。オイ!ちょっと待て!18世紀とかの軍閥貴族(ジャルジェ将軍みたいな)ならいざ知らず、大戦前に軍閥貴族~~?
そしてちえちゃんが貴族ならなんでねねちゃんは家の没落を防ぐために別の男と結婚した?
ちえちゃん貴族でも金があるんだから結婚して実家の援助して貰えばエエじゃんか。さらに言えば紅子貴族ならスペイン1の貴族で金持ちなんでしょ?
なんで紅子を最初の結婚相手にしないの?
肝心のちえちゃんは軍人ながら軍人としての見せ場無し、何の軍務についてるかも語られず。軍服着て元恋人の尻を追いかけてるだけ…
紅子の役の方が分かりやすかったわ。それにしても紅子はなんだか「イヤな奴」役が多かったです。
黒豹の前作でも頭がイカレた役、オーシャンでも嫌味な役。冷酷で凄みのあるアンディガルシアの役なのに嫌味な役になっとった。
誰か制作サイドに冷静に作品を判断できる人はおらんのか?宙と星組のプロデューサーはおバカなの?
2人ともこんな変な脚本で退団したくはなかったろうに宝塚のバカタレ!