はい、今回は骨折救急搬送ではありません。

 

(↑海外で初めての救急記事)



長男に髄膜炎の疑いありで翌日の受診まで待てず、夜間救急にお世話になってきました。

こどもに強い最後の砦とも称される【KK Women’s and Children’s Hospital】通称KK。


結論からいうと髄膜炎の疑いは晴れて、まぁ強いウイルス性の風邪だろうという診断結果でした。


数日前から首の後ろと頭の痛みを訴えて学校を休んでいて。熱や他風邪症状もなく、念のため日系病院で診てもらうも原因は特定できず…気圧の変動や腕骨折による長期アームスリングからくる筋肉痛?


が、痛みが始まってから3日目の夕方、突然の高熱。

診てもらった病院に連絡すると、明朝開院より前に検査をしてくれると。ただ、それまでに嘔吐や解熱剤でもおさまらないようであればKKに直ぐに行くようアドバイスがありました。


電話を切ってから、しんどそうなので解熱剤を与えるも、39℃近い高熱にものすごい勢いの嘔吐。

医師から髄膜炎を疑う話もでていたので、こりゃやばいと19時頃車でKKへ。


KKの受診の流れは他のブロガーさんが丁寧に書いてくださってるのではしょりますがキメてる


いくつかお役に立つかも情報をば。


指差し

IDカード、支払いカード(現金)をお忘れなく。

支払い時、ポスタルコードとユニット名を聞かれました。念のため母子手帳を持参しましたが使わずでした。


指差し

トリアージで緊急性が低いと判断されると長丁場になるので、付き添いの方(患者本人も必要であれば)の軽食を忘れずに!私は嘔吐の処理で夕食を食べそこねていたのでヴィタインゼリーを数本もっていきました。


指差し

とにかく英語ができなければ話にならないので、英語に不安のある方は、道中、症状や受診に至るまでを説明できるよう、必要になりそうな英単語、センテンスをメモメモしておくと安心です。

お話する前に、英語苦手なのでゆっくり話して下さい等、一言お伝えするとお互い会話のストレスが軽減するはず!


指差し

トリアージスペースも、診察までの待合スペースも患者でごった返しているため(←時間帯などによるかもですが)、院内感染はハイリスク。

固定椅子に座るとなかなかに動きづらくなるので、車椅子を借りていつでも移動できるようにしました。

ベビーカーを持ってる方は車移動であっても持っていくことをオススメします。


トリアージスペースでは、自動ドア付近の換気のよいところで待機。トリアージ後の待合スペースでもなるべく怪我人の近くを陣取りました。(バケツにおえおえしてる子、咳き込む子など多々なので…うちもバケツ抱えていった一人ですが💦幸い長男の嘔吐は1回きりでした)


指差し

トリアージでは、長男の場合、高熱だったため体重測定と解熱剤がその場で処方されました。

体重と解熱剤名、飲んだ時刻を、メモするよう指示あり。後で医師やナースに聞かれます。


指差し

待合スペースでは、受診者名・受診番号・先生の部屋番号が都度アナウンスされますが、聞き取りにくいので(めちゃくちゃゆっくりアナウンスしてくれる先生もいます)終始モニターとニラメッコ。受験の合格発表のよう。


指差し

医師の診察後も違う解熱剤をその場で処方されました。先生の部屋を一旦出て、12番に処方スペースがあります。

長男の場合、処方後1時間は院内待機。

再度医師の診察があり、症状がおちついたので数日分の薬を頂いて帰宅可となりました。


指差し

タクシー乗り場に、夜間(真夜中)でもタクシーはひっきりなしにきます。グラブで呼ぶより早かったです。


19時半頃受付(ARTの迅速検査あり)をして、タクシー乗り場についたのはジャスト0時。噂にはきいていましたが、いやー長かった。

ぐったりでしたが、髄膜炎の疑いが晴れて安心して寝れましたし、長男も2日後には体調も戻りました。


シンガポールにて要らん経験値がアップしている長男と私。。

避けたいエマージェンシーではありますが、もしもの時のためにお役に立てる情報が一つでもあれば幸いです花