子どもを出産した時の話しです。まだ双極性障害になる前です。
予定日1週間。なかなか下りてこないね。と先生。
私、毎日頑張って歩いてたんですけど。
そこで先生が、「レントゲン撮ってきて」と。
病院指定があり、あまり行かない場所で分かりづらい。ナースからは、ご主人と行った方がいいと言われ。予約は午後からにしてもらいました。
慌てて主人に電話。
帰ってきてくれて、午後からのレントゲンに間に合いました。
やっと終わり、その日の夕方、またレントゲンを持って主人と産婦人科へ。まあもちろんですが、主人は初めての産婦人科です。一度たりとも一緒にきてくれたことはありません。
そして先生曰く、「産道がちょっと狭い」とのこと。
年齢のことや、産道が狭いと陣痛が始まっても、赤ちゃんがなかなか出て来れず緊急オペになる可能性、そうなると陣痛で体力を使った分、回復が遅くなると言われたと思います。
なので、最初から帝王切開が良いのではないかと、提案されました。
私は、陣痛が来て産むものだと思っていたので、その時は戸惑いましたが、主人と相談の上、帝王切開に決めたのです。
何より、我が子を安全に産むことを考えました。
そして、1週間後にオペが決まりました。
子どもの誕生日も決まりましたね
当時はどきどきです。初めてのことばかりなので。
始まってみれば、あっという間でした。
下半身麻酔で、赤ちゃんが産まれる瞬間、泣いた瞬間もわかり、我が子を見せてくれた時は涙が出てきました。
しかし、帝王切開。すぐ縫い始めました。その前に、全身麻酔です。苦しい苦しいと思いながら、意識はなくなり。
気づけば、病院のベッドの上で、また苦しい苦しいと目が覚めたのです。
主人がいましたわ。
多分麻酔のせいなのが、不安が大きく、主人にちょっと体触ってとお願いしました。
すると肩にちょん、と指置いただけ。すぐ放しました。役立たずですわ。ほんまに。
帝王切開の日は、熱が出たりして、異常に寒かったり、暑かったりと夜中じゅう、苦しみました。
そして入院中、主人はあることを言ったのです。
「あの痛さを知らずに産んだんじゃなあ」
は?何?耳を疑いました。おまえは、あの痛さを知ってるん?
帝王切開でも、術後すごい痛くて歩けないんだぞ。
ほんとに、主人のアホな発言に嫌気がさします。
ただ、これ当時は受け流してるんです。
病気になってから、主人の嫌な所を考えるようになって思い出したんです。
一生忘れんからな!
病気になってから、思い出したこといっぱいあります。
また書いていきますね。