19世紀中頃のアメリカ・コネチカット州で貧しい仕立て屋の息子として育ったP・T・バーナムは、父をなくしてから鉄道会社に就職し、幼馴染のチャリティと結婚した。
その後、ニューヨークに移住した二人の間には、二人の娘が生まれた。精神的には満たされた生活だったが、バーナムの仕事は安定せず、暮らし向きは上がらなかった。そんな折、バーナムの勤務先の商社が、保有する船舶がアジアで沈没したことにより倒産してしまう。追い込まれたバーナムは、子供と家族を幸せにしたい一身で、起死回生の奇抜なビジネスプランを考えついた。
銀行から借りた資金で、蝋人形や珍しい剥製などを展示する「バーナム博物館」をオープンさせたバーナムだったが、家族総出での広告活動の甲斐もなく、閑古鳥の状態が続く。「動かない死体より、生きていて動く物が見たい」と何気ない子供の一言をきっかけに、バーナムは新しいビジネスプランを思いつく。
それは、変わった外見や特殊能力を持つ人達を集めて、派手なショーを行うプランだった。小人や大男、ヒゲの生えた女、曲芸が得意な兄妹など、各地から人材を集めたバーナムは、歌と踊りで徴収を楽しませるサーカス興行を始めたのだった。これが見事に大当たり。バーナムは、家族と新たな洋館へ引っ越し、長女を念願であるバレエ教室にも通わせる余裕ができた。
さらに、新たなビジネスパートナーとしてフィリップを加えた後、バーナムはフィリップの人脈を活用してイギリスヘ渡り、エリザベス女王への謁見も実現させた。イギリスでは、当時ヨーロッパでNo.1だと言われていた「スウェーデンのナイチンゲール」ジェニー・リンドと出会い、彼女のアメリカツアーのプロデュースにも成功した。全ては、彼と彼のサーカス興行が、上流階級に認められたいための行動だった。
こうして、さらにバーナムの名声は上がっていったが、一方で彼は原点であるサーカス興行や当初からの仲間たちに対して冷たい態度を取るようになっていった。バーナムは、サーカス興行をフィリップに任せ、自らは家庭すら顧みず、ジェニー・リンドと二人三脚で全米ツアーへ出かけてしまう。
しかし、ジェニー・リンドの自らに対する好意に応えることができず、ジェニーはツアー途中でアメリカ興行を打ち切ってしまう。そんな折、留守にしていたサーカスでは、団員と抗議グループの間のいざこざから、ビルが火事で全焼し、フィリップは意識を失う大怪我をしてしまう。悪いことは重なるもので、失意のまま自宅へ帰ったバーナムは、長年連れ添った妻、チャリティにも愛想を尽かされて家出されてしまった。ジェニー・リンドと公衆の面前でキスをした写真が新聞でスクープされてしまい、その記事を読んでしまったのだ。
失意に沈むバーナムは、一人行きつけのバーで酒浸りとなっていた。果たしてバーナムは、家族とサーカスを取り戻し、幸せな日々を再び迎えることができるのかーーー。
結末は、無事に家族とサーカスを取り戻し、幸せな日々を迎えましたちゃっかり!笑
…でもこれ、アメリカでは
有名な実話らしいですよ。
単なるアメリカン・ドリームの話ではない。
だって、成功→どん底→成功の流れだったから。
アメリカン・ドリームは成功で終わるはず。
私が1番感動したのは、成功→どん底→成功
のピンクの矢印部分の展開❣️❣️
どん底から成功への最初の一歩は、
主人公バーナムのサーカス成功🎪🤡の
立役者達の協力。立役者とはつまり、
バーナムがスカウトしたサーカス団員、
Freaks(奇人)である。
フリークスによる1度目の成功の後、
バーナムは世の名声に目が眩み、
上流階級に上がるべく、フリークス達に
冷たい態度を取ります。
サーカスは、"物珍しさ"がキーワード。
時代背景は19世紀ですから奴隷制度がありました。
フリークス(奇形)の人々の人権はまだまだ
確立されていません。
マイノリティは上流階級(人権)と似つかわしくない。
だから、上流階級の仲間入りをしたいバーナムは
フリークス達が邪魔者でした。
だからフリークスに冷たい態度を取り、
双方の仲は崩れてしまう…
引用のあらすじの最後のように、
バーナムが全てを失った時、
手を差し伸べたのは
なんと
かつての仲間、
フリークス達。
…ここです!!ここ!!
この映画のポイントは
ここーーーー!!!✨✨✨
…長くなってきたので、
ブログ初、記事を跨いで
お送りしたいと思います 笑笑
お風呂入ってきます 笑
良かったら次の記事も読んで下さい✩✩