俺さ、、、

子供の頃の写真

持ってない、って


書いてたでしょ。


でもね、、、


亡くなった鹿児島の おじちゃんち、、、


俺の写真があるんよ。


↓ いとこや、兄弟と。真ん中が俺

↓左が俺

↓そしてこの写真、、、白い服が俺


↓重要な【証拠】が、、、俺の【頭】に、、、


前、、、俺の、、、【武勇伝】、、、

読んだでしょ?


学校から家まで、【目をつぶって】帰って、、、

死にかけた話、、、


今でも、【右の こめかみ】に、

【傷】が残ってるけど、、、


大ケガして、、、【頭に穴】があいて、、、

の話。

病院で【頭】縫ってもらったけど、、、


亡くなったおじちゃんちの俺の写真、、、


その直後の写真で、、、

よく見て、、、

↓【右の こめかみ】、、、
  病院で貼ってもらった【テープ】、、、
↑これ、、、縫ってもらった跡


おじちゃんも、おばちゃんも凄いと思わん?

【自分の子供】の写真だけじゃなく、、、


【俺たちの写真】まで、持ってくれてる。


なんなら、、、俺でさえ見たこともない、

【俺が赤ちゃん】のときの写真さえ あったよ。




鹿児島の おじちゃんの お葬式、

行ってきたよ。
 


この日は、出発する前に、、、

朝の5時台に、まず、【ガク】たちの山に行って、

【ゼロ】にフードを食べさせた。





そして、、、バタバタと準備して、

鹿児島に出発、、、

今回は、、、新幹線じゃ間に合わないんで、

車で行った。

着いた。間に合った。



おじちゃんや、おばちゃんが病気して、

去年は、何十年ぶりかに、

鹿児島に ちょこちょこ通って、

でも、お母さんの兄妹の、

高齢の おばちゃんたち、

病院や施設に入院してたりで

なかなか会えなくて、

ちらっと聞いた話で、

二番目の かずこおばちゃんは、
孫の りさちゃんのことが 分からないときがある?
みたいな話を聞いてたから、

会っても、俺なんか ぜんぜん分かってもらえないかもな?

と思ってた。


会えるかどうかも、心配してた。
 


そしたら、会場 行ったら、、、


かずこおばちゃんも、、、


それから、一番上の

あやこおばちゃんにまで会えた、、、



もう感激で、、、

言葉もなかった。



生きて、会えるなんて、、、

かずこおばちゃん、、、
 
俺のこと、はっきり分かってた。

何十年前、小さい頃、

俺たちを かわいがってくれてたときと、

まったく変わってない。



俺たちの 小さかった頃の話をしてくれて、、、



 
俺はね、、、遠慮しなかったよ、、、


誰が見てようと おかまいなく、

車いす の おばちゃんの前に、

ひざまずいて、、、

マスクを はずして、、、

おばちゃんの ほっぺたに、

俺の ほっぺたを つけて、

おばちゃんを

ぎゅう と抱きしめたよ。


そしたら、おばちゃんは

それまで、冗談ばかり言ってたのに、

おばちゃん、

強く俺を抱きしめながら、、、

泣きそうな声で、

俺のことを

「  かわいい  」

って、言ってくれたよ。


おばちゃんからしてみたら、

いくつになっても、

かわいい子供のまま、だからな、、、


あやこおばちゃんも、かずこおばちゃんも、

何度も何度も、抱きしめさせてもらった。


あやこおばちゃんも、

90になったとか、信じられないくらい元気で

むちゃくちゃ嬉しかった。


小さい頃、、、大事にしてくれた人たち、、、


亡くなったおじちゃんも、

去年、、、ベッドに横になってるおじちゃんに、

顔と顔をひっつけて、、、

抱きしめさせて もらったよ。


俺の、自分の父親は、

抱きしめることができないうちに

この世を去った。

だから、

俺は、おじちゃんたちは、

抱きしめられるうちに、

抱きしめる。

後悔したくないのだ。


俺は、おじちゃんや、おばちゃんたちが大好きで、

子供の頃、、、

大きくなったら、、、

おじちゃんや、おばちゃんたちに、
 
恩返ししようと思って、
 
子供なりに、、、

いろんなことを考えてた。

「そうだ、大きくなったら、
 おじちゃん、おばちゃんたちに、
 【毎月】【1万円づつ】あげよう 」

と、考えてた。

【1万円】とか【大金】で、喜ぶだろう、と。

でも、ふと考えた。

おじちゃん、おばちゃんの数を数え、

「 あれ? 【毎月】【13万円】も
   払わないといけない 」

と、気づいて、、、

 ひとりひとりには、【1万円】しか渡してあげれないのに、合計で【13万円】と、、、

 ひとりひとりに、
「もっとしてやるには、、、」
「とんでもなく【金】がいる 」と、、、


 子供の頃に、、、

 誰かに、何かをしてやる、って、、、

 「 莫大に【金】がいる 」

ってことに気づいた。




 俺は、大人になった、、、



 俺が、前回、特許を出すとき、

 俺の会社の株を、

親戚の おじちゃん、おばちゃんたち全員に、

 俺の持ち株を、無償譲渡しようとしてた。

 グループ会社の社員全員にも、、、


 そしたら、別の役員から【反対意見】が出て、

 その意見が「 確かに正しいな 」と思ったから、

 そのときは、取り止めた。


 だけど、、、

 どんな形にせよ、、、

 おじちゃん、おばちゃんたちに、

 何かあったら、


 どんなことをしても

 守りぬいてやろう、、、


 という気持ちに変わりはない。


 おじちゃんは、立派な人やった。


 おじちゃんは、亡くなる前、、、

 お見舞いにくる人たちに、、、

 「 あつ子を頼む。あつ子を頼む。」

と、言ってた。


 おじちゃん、、、


 安心して、、、

 あつ子おばちゃんのことは、、、


 みんなで、、、

 どんなことをしても、、、

 どんなことをしても、


  守るよ


 おじちゃんが残した家族は、


 全員

 どんなことをしても


 守るよ


 安心して