実は私も風邪気味?

ひどい肩こり過ぎて、頭痛からの吐き気。



鼻の奥が乾燥気味。



花粉症という節もある。



今日は葛根湯を朝と昼飲んで

ソファーでウトウトしたら、

幾分か楽になった。



さて、今日はNHKで

中国の歴史上の悪女についての番組があった。

面白かった。



昔はNHKって

『地味でテンポが悪くて、

 おじいちゃん、おばあちゃんが観るもの』

と思ってたけど、


最近はなかなか面白いと思う。



スポンサーに左右されない→

利益に左右されないのが

良いのかも。



CMが無い分、中身も濃いし

あまり外れが無い気がする。



私が歳をとったのもあると思うけど。



それで、歴史上悪女と呼ばれてる女性達。



まあ、後々話が盛られてたり

時代や周りに翻弄されたりしてたんだな。



清の最後の皇帝・溥儀の正室も側室も

現代じゃ全然悪女じゃないわ。



正室・婉容(えんよう)は17歳

側室・文繡(ぶんしゅう)は15歳で

ほぼ同時に嫁いできた。



もうこの時点で、まだ子どもな…



溥儀は同性愛者で

夫婦生活は無かったらしい。



側室の文繡が離婚を求めてきた時、

正室の婉容が追い出したと思った溥儀は

婉容を冷遇したのだとか。



婉容は慣れない地で一人、

溥儀からは突き放され

離婚もできず…

アヘンに走ってしまったみたい。



溥儀の侍従にアヘンで朦朧とさせられた中

密通。そして妊娠。



毎日、溥儀に土下座して謝ったけど

許してもらえず。



結局、死産だったとか…

(溥儀が『捨てよ』と言ったとか?)



最後は、重度のアヘン中毒で

誰にも看取られず、39歳で他界。



死んだ後も悪女にされて、

いやもうかわいそうだわ〜…



映画『ラストエンペラー』を観たことあって、


俳優のジョン・ローンと

坂本龍一の曲が良かったからか、

溥儀にあまり悪い印象を持ってなかった。


溥儀もまた時代の被害者ではあるけど、

でも女性の扱いがひどすぎ。



一夫多妻制のある時代はそんなもんなのか…



とまあ、色々思うところはあったけど

歴史もこういう風に紹介してくれると

歴史苦手の私でも面白いね。



NHK、素晴らしい。