大脳皮質基底核変性症で

寝たきりの母は


ここのところ酷く

食事でむせるようになって

しまい


一度の食事に1時間程度

かかるようになり


家族はもちろん

ヘルパーの方にも


大きな負担になって

きています


先月、私が参加した

脳神経、筋疾患の

家族交流会で


看護師の方に母の食事

について


相談する機会を持て

お話を伺った時に


胃瘻をお勧めされました


それまでの私には

胃瘻になったらお終い

というイメージがあり


ちょうど直前に

看護師の妹からも

胃瘻を勧められたばかり


交流会で看護師さんに


胃瘻にしたら

もう口からは食事が

できなくなりますか?


と聞いてみました


すると、看護師の方からは


胃瘻造設しても

口から食事もできること


主な栄養は胃瘻で

好きな食べ物やオヤツを

口から食べるようにすると


食事を楽しめて

本人も家族も負担が楽に

なりますよ


ただ、増設するには

入院する必要があるし


増設手術できる病院も

限られているので


事前に調べておく必要が

あること


胃瘻をしても

寝ている間に唾液などで

むせることはあるので


胃瘻したから誤嚥が

完全に無くなるわけでは

なく


食事中の誤嚥の危険を

減らせ


低栄養による衰弱を防ぐ

手段だと考えるべきこと

など


丁寧に話してくれました


私が思っていた胃瘻の

イメージとは

全く違っていました


ただ、父を説得するのが

大変そうだな。。。


でも、絶対に今の母に

必要!


もし今後、施設に入る

としても


母1人の食事に職員の方が

かかりきりになる訳には

いかないと思うので


どう考えてもやった方が

良い


その日から父の説得が

始まりました


交流会の看護師さんや

妹から勧められていること


母も私たちも楽になること


低栄養は衰弱を招くこと


等などフンワリ優しく

説明し


押し付けるよりも

考えてみてね、という

姿勢で説得


父が食事介助した時に

母が激しくむせてしまう

事が


続いたある日


父から私に


胃瘻ってどうやって設置

するの?

お母さん、寝たきりだけど

そういう人もできるの?


と質問がありました


こうなれば、決まったも

同然です!


在宅医療に電話して

次の往診の時に


胃瘻について説明して

ほしい事を伝え


その時に家の近くで

増設手術できる病院も

教えてほしいと


お願いしました


訪問入浴の際に

胃瘻をつけた人も入浴

できるのかを聞いたり


ヘルパーさんに

他の利用者で胃瘻を

使っている人がいるか

質問したりと


父が積極的に情報収集を

してくれました


半年くらい説得に時間が

かかると覚悟していた私は


心が軽くなりました


一番の難関だと思っていた

父の説得が


アッサリ終わったので

いざ胃瘻増設へ向けて


前進あるのみ!


私の乳がん治療が

始まる前に


何とか方向が決まって

本当に良かった


母の胃瘻増設が

私の入院期間の前に

終わりますように。。。


今はそのために

やれることを全力で!