あの頃 2 | アイドル作成工場

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誰かの役にたてればオレにもいいことあるハズ。

まして、もう一つ法則を披露しておくと、万物相対的絶対性距離論。

つまり、近くの人に惚れ易く、それを運命的と妥協をしてしまう法則。

クラスメイト、バイト仲間、同僚、様々な場所や時間で計算可能。

運命がそんな近くにあったら、夢がない。

そんな時に後天性突発的出会い症候群に陥る罠もある。

そんな、たまたま出掛けた所に運命の赤い糸が落ちてたりはしない。
つまりは、勘違い。

繋がっている糸を何色にするかの使用方法次第ってことだけど、ボクにはそれが赤く見えたことは無い。

切れてるかどうか思わず右手の小指を確認した事はあるけど。

そんなボクが体験した幾つかの話を聞いて欲しい。

ある朝、ボクは目覚めると、グレゴールザムザさながら、体が……。
いや、違う。

朝、起きるとナイフを持ってボクに笑いかける顔を見た。
見たんですって顔中にモザイクを入れられた証言者くらい、他人事だ。

ただ、不思議な事に彼女は裸だった。

そして、案の定というか、情けないと言うか、やっぱりボクも裸だった。
そして、もう一つの違和感がボクを悩ませた。

ボクは彼女に拘束されていた。
危険を感じて身動きが取れない。