季節の暦がまたひとつ大きな節目を迎えます。
二十四節気
「大暑」(たいしょ)
一年でもっとも暑い真夏のころ。
夕立ちや雷も多く、
気温もこれからどんどん
上がっていきます。
各地でお祭りや花火大会など、
夏の風物詩も目白押しですね
-大暑(たいしょ)ー
初侯7/22~ 桐始結花 (きりはじめてはなをむすぶ)
次侯7/27~ 土潤溽暑 (つちうるおうてむしあつし)
末候8/2~ 大雨時行 (たいうときどきふる)
吉と凶の分かれ目は?
「易は吉凶があるから怖い」と
いう方がいますが、
その本質にある流れを
知らない方が実は怖いのです。
知っていたら変えられるから。
易がいう
「吉」「凶」は、
幸せ、不幸せをいっていません。
「こうした時に」
通るか、通らないか、
得るか、失うか
をいっているのです
そもそも
幸せの価値観は人それぞれ
いくらお金があっても幸せと感じない人
お金はないが愛する人に囲まれ
幸せと感じる人がいます。
そして、
吉と凶の分かれ目にあるのが、
悔(かい)と吝(りん)
※悔は後悔すること。
※吝は吝嗇(りんしょく)
ケチる、惜しむ、厭がること。
人は勢いが増す「吉」の時、
そうなるともっともっとが強くなる。
これくらい大丈夫だろうと
油断、奢り、慢心が起こりがち、
すると、
吝になり、過ちを改めることを
ぐずぐずと厭がっていると凶になります。
凶になってはじめて、そこで
ブルブルと後悔するのです。
汚職や、食品偽装、ギャンブルなどもそうですね、
最初は小さなことでも、
一定の過失が積もり積もって
大きな過失になるのです。
「吉凶悔吝」は
人の心と行動の巡りあわせ
法則性をもった循環をあらわします。
「陰極まれば陽に転ずる」
たとえ、
凶になったとしても、
恐れ震えほど後悔し、改心することで、
流れを
吉へと変えることができるのです。
最初は、悪いことだ感じ、バレないかと
ビクビク恐れますが、人は
だんだん慣れてくる生き物。
震えは感受性の復活です。
陽に向かう兆なのです。
私たち人間が
陥りがちな行動、凶になる前に
過ちを回避することなどを
易は教えてくれています。
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