季節の暦がまたひとつ大きな節目を迎えます。
2025年4/20~
「穀雨」(こくう)
穀物に実りをもたらす雨が降るころ。
春の雨は恵みの雨
大地を潤し、新芽や若葉が
ぐんぐん育っていきます。
[穀雨]
初候 4/20~葭始生(よし はじめて しょうず)
次候 4/25~霜止出苗(しも やんで なえ いず)
末候4/30~牡丹華(ぼたん はな さく)
始まりの心が天に通じる
『天雷旡妄』
(てんらいむもう)
易経の25番目
天雷旡妄は
「无妄(むもう)は元(おお)いに亨(とお)る。貞(てい)に利(よ)ろし」
自然に則した生き方なら大いに亨るといっています。
逆に、
「其れ正しきにあらざれば眚い有りて」
うそ、いつわり、邪(よこしま)などあれば
災いありと言っています。
天罰が下る、不利をうけると警告が。
天からの雷(いかづち)
雷は、「神鳴り」
言ってることと行動が裏腹だったり、
作為的だったりすると、本来的な在り方から外れてきて、
すると天(神様)が味方しなくなってくる。
天雷旡妄の「時」にあたったら、
あなたの本来性に気づきなさい
今からやろうとすること
日々やっていることをきちんと見なおす。
人間のこざかしい謀(はかりごと)は裏目に出ます。
外は騙せたとしても、自分とお天道様は知っている。
天雷旡妄が通るのは、
あなたの「始まりの心」が天につながっているから。
始まりの心=純粋な気持ち(初心)
「ビギナーズラック」という言葉がありますが
初めてには神が宿る。
「初心忘るべからず」です。
無為自然
「天雷旡妄」の卦は道教的ともいえます。
老子の思想では、宇宙には本来的に調和とバランスのとれた流れがあり、
人間が頭で考えて「こうすべき」と動くよりも、自然の流れに委ねた方が、
結果として最も無理がなく、調和のとれた方向に進むとされます。
無為とは“何もしない”ではなく、
“余計なことをしない”
「無為」は単なる消極性ではありません。むしろ、
自然の道「道(タオ)」とずれた
作為やエゴを手放すことを意味します。
人間がよかれと思ってやることでも、それが自己中心的だったり
自然の理に反していれば、かえって混乱や逆効果を招きます。
【自然の自己調整】
自然界を見れば、動植物、天候、季節など、すべては調和の中で循環しています。
無理に「こうしよう」と操作しなくても、それぞれの役割や流れの中で生きています。
人間もまたその一部であるならば、「自然に従う」ことで、
本来あるべき状態に戻ることで、
結果として「うまくいく」
【執着や抵抗が苦を生む】
老子は、「為(つくりごと)」が多くなると、欲望や対立、争いが生まれると見ていました。
逆に「無為自然」に帰れば、欲を張らず、比べず、焦らず、流れに身を任せることができる。
そうすると、物事はスムーズに、そして
自然と“必要な形”になっていくのです。
余計な力みを捨て、今この瞬間の流れに完全に乗るとき、
人は最も自然に、そして最も力強く動けるのです。
今でいうなら「フロー状態」でしょうか。
「今、無理に動くよりも、整うのを待つ方が、
かえって道がひらけてくるかもしれません。」
無為は“放棄”ではなく、“信頼”。
自然の流れが調整するのを見守る姿勢とも言えますね。
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