奏那美翔オフィシャルブログ☆ミワの易と親しむ日々

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宇宙の真理、理を紐解く易経と九星気学、手相などを用いて鑑定、講座を行っています。
ブログでは季節の暦とともに、自然と調和し
幸せに過ごす心の在り方などを綴っています。


全て必要なことは自分の中にあります。
ハートで感じたことには意味があります。
トキメキを大切に♪

 

 

お越しいただきありがとうございます!
易経講師、手相講師の美羽ですピンク薔薇
- プロフィール -

 

季節の暦がまたひとつ大きな節目を迎えます。

 

 

二十四節気


『白露』(はくろ)
 

朝日に照らされて光る露が
草花に宿り始める頃です。
 
昼夜の気温差が大きくなるこの時季
朝晩は涼しくなり、草花に露がつく。

重陽の節句、秋の七草など、
本格的な秋を感じる行事が行われます。


9月9日 重陽(ちょうよう)の節句
菊の節句ともいいます。
 

菊の節句

初候 9/7~草露白(くさのつゆしろし)
次候 9/13~鶺鴒鳴(せきれいなく)
末候 9/18~玄鳥去(つばめさる)

 

白露、秋分と秋が深まるなか、

 

読書でも、創作でも

自分の好きなことに

じっくり取り組んでみるのも良いですねニコニコ

 

 

 

  「損する」ことは、本当に損なの?

 

「できれば損はしたくない」

 

そう思うのは、ごく自然なことですよね。

 

せっかく頑張って貯めたお金。

時間をかけて築いてきた人間関係。

これまで一生懸命やってきた仕事や家族への気遣い。

 

これまでの人生で積み重ねてきたものがあるからこそ、

 

「これ以上、自分ばかりが我慢するのは嫌だ」

と思うこともあるかもしれません。

 

私自身、易経を学び、さまざまな卦に触れる中で、

「損」という言葉に対する見方が大きく変わりました。

 

 

 「山沢損(さんたくそん)」

 

山沢損

 

「損」と聞くと、何かを失うこと、損害を受けることを思い浮かべます。

 

けれど、山沢損が教えてくれる「損」は、単純なマイナスではありません。

 

むしろ、自分から何かを少し減らすことで、

相手や周囲が豊かになり、その結果として、

巡り巡って自分にも「益」がもたらされる。

 

そんな、「損と益の循環」を教えてくれる卦なのです。

 

 

「自分が損をする=負け」ではない

 

 

山沢損は、上に「山」、下に「沢」がある形をしています。

沢が自らの大地を削り、山を高くしていく。

 

つまり、

下にあるものが自分を少し減らすことで、

上にあるものを高めていく姿です。

 

これを私たちの日常に置き換えてみると、

 

・「お先にどうぞ」と順番を譲る。

・誰かの話を聞いてあげる。

・自分が一歩引いて、相手を立てる。

・忙しい人に「大丈夫?」「手伝おうか?」と声をかける。

 

こうしたことも、小さな「山沢損」と言えるのではないでしょうか。

 

大切なのは、自分を犠牲にすることではなく、

必要なところで自分の何かを少し減らすこと。

 

そして、そこに執着しないことです。

 

 

「情けは人のためならず」の本当の意味

 

「情けは人のためならず」

という言葉がありますが、

 

この言葉、「人に情けをかけると、その人を甘やかしてしまう」

という意味だと思っている方もいらっしゃるかもしれません。

でも、本来の意味はそうではありません。

 

人に親切にすると、それはその相手のためだけではなく、

巡り巡って自分にも良い形で返ってくる。

つまり、人に与えたものが、どこかで循環して自分にも返ってくるという考え方です。

 

「私がこれだけしてあげたのだから、あなたも返してね」

という取引ではありません。

 

ただ、できることをする。

そして、手放す。

 

すると、その「損」が別のところで「益」となって巡っていく。

そんな循環が、人生にはあるのではないでしょうか。

 

 

出雲・稲佐の浜で感じた「山沢損」

稲佐の浜

 

先月、出雲の稲佐の浜を訪れたときのことです。

浜のベンチの周辺には、四つ葉やハートの形をした石が隠されていました。

 

その場所で出会ったアーティストの方が、

それらを教えてくれました。

 

 

「こんなところに隠れてありますよ」

と、ひとつひとつ教えてくださるだけでなく、

写真まで何枚も撮ってくださいました。

 

旅先で、見知らぬ人からこんなふうに親切にしていただくと、嬉しいですよね。

 

同行していた1人の男性の方が、

お礼の気持ちにお金を渡そうとしました

 

すると、その方はすかさず、

 

「これは熊本の被災地に寄付してください」と。

 

私は、その言葉にとても心を打たれました。

 

躊躇なく

すっと口にされたのです。

 

その姿に山沢損の精神を感じました。

人との出会いを通して、改めて気づかせてもらいました。

 

 

「損」は、何を手放すかが大切?

 

山沢損を考えるとき、単純に「自分が減ればいい」と考えてしまうと、

少し違ってきます。

減らすべきものを見極めることが大切です。

 

たとえば、

 

・「私ばかり損をしている」という不満。

・「これだけやってあげたのに」という気持ち。

・人から認められたいという欲。

・ついカッとなってしまう怒り。

・必要以上の執着。

 

こうしたものを少しずつ手放していくことも、

「損」のひとつです。

 

 

「自分にとって本当に必要のないものを手放す」

 

という視点を持ってみるのもいいかもしれません。

 

 

与えることは、自分を豊かにする

 

人は「自分には何もない」と思っていると、

ますます不足感を抱きやすくなります。

 

でも、

誰かに笑顔を向けることならできます。

 

励ますこともできます。

 

話を聞くこともできます。

 

ほんの少し時間を譲ることもできます。

 

「自分にも誰かの役に立てるものがある」

と気づくと、心の中にある「足りない」という感覚が少し変わっていきます。

 

「与える側になること」が

豊かさのマインドにつながるとされています。

 

だから、「与える」ということは、決して自分を小さくすることではないのです。

むしろ、自分の中にある豊かさに気づくことなのかもしれません。

 

ただし、「損しすぎ」には要注意

 

山沢損は、「何でも人に譲りなさい」「自分を犠牲にしなさい」と

いうことではありません。

 

助けすぎれば、相手の自立を奪ってしまうこともあります。

家族のため、子どものため、誰かのためと頑張りすぎて、

自分の健康や生活を犠牲にしてしまっては、

それは本当の意味での「損」とは言えません。

 

大切なのは、時と場合を見極めること。

 

「今、自分が差し出すべきものは何だろう?」

そして、

 

「これは本当に相手のためになっているだろうか?」

と、一度立ち止まって考えてみる。

 

そのうえで、自分にできることを無理なく差し出す。

 

それが、山沢損の智慧なのだと思います。

 

 

小さな「損」が、大きな「益」になる

 

人生は、ずっと「得をすること」だけを追いかけていけば豊かになる、というものでもないのでしょう。

 

・時には一歩引く。

・誰かを立てる。

・少し譲る。

・自分の中の「こうしてほしい」という欲を手放す。

 

そして、

受け取った親切を、また誰かへ渡していく。

 

その小さな積み重ねが、いつの間にか人とのご縁を育て、

自分を豊かにしてくれる

 

それもまた、ひとつの「循環」なのかもしれません。

 

「損」と「益」は、正反対のものではなく、実はつながっています。

 

自分が手放したものが、別の形になって誰かを豊かにする。

そして、その豊かさが巡り巡って、自分のもとにも返ってくるのでしょうグリーンハート

 

出雲大社

出雲

 

 

 

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