9月5日(土)6日(日)・描く詩の見方 | 木谷安憲の『ずこうことばで かんがえる』

木谷安憲の『ずこうことばで かんがえる』

木谷安憲の日常の中にある図工的な発見を書くブログです。





いよいよ9月5日(土)6日(日)は、
「描く詩人の会」の展覧会が開催されます。


今回は展示作品の見方について
書きます。

「絵と言葉から
 何が浮かび上がってくるのだろう?」

と思い巡らせながらじっくり見るのが
ボクのおすすめの鑑賞方法です。


描いている本人も分かっていない心の中が
そこに表されていたりします。




それでは上の作品で見ていきましょう。


絵を見ると花の様で、種と言っているのだから
色々な場所で芽を出して欲しいという
願望が表されているのかもしれません。


自分の作品を多くの人に見て欲しい
と言っているのかもしれません。


「飛んでいく」と「増えている」は並列のようでいて
量が増え、時間が経過していることも示しています。


「こっちにもある」は、何らかの
気づきを示しているようです。


何が増えているのか?
どれだけの時間が経過しているのか?
何に気づいたのか?


そんなことを思い巡らせながら
色と形を見るのです。


そうすると、行間、絵と言葉の間、
2つの間から何かを感じることができるのです。


ぜひ会場で見て下さい。


お待ちしています。