浦野一美 CinDyのティアラを壊す時 | MSB Freak

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まぁ、適当に

とりあえず、にゃんかなお嬢の話でも

 元々は1期生チームAの(ある意味で)中心メンバーだったが、チームBの結成に際して移籍した浦野一美。不安の残るチームBのテコ入れだったのだろうが、彼女の心中は穏やかでなかったはず。
 元々女優志望を口にしていた彼女にとって、確実にマスメディアに近いチームAから離れることは、後退することは夢の実現から少なからず遠ざかることを意味していた。
 賢明な彼女であればそれに気づいていたと思う。


 だが、ひとつの光明はあったのだ。


 チームKでもいえることだが、「1軍の末端よりは2軍のトップ」という選択肢がある。
 その当時、素人集団でしかなかったチームBにあって、ステージ経験もメディア経験も積んでいる彼女がいいポジションを取れることはほぼ確定的であった。


 事実、CinDyは渡辺麻友と共にチームBの二大巨頭として先頭を走っている。
 劇場公演では大車輪の活躍で、歌・パフォーマンス・MCの全てにおいて地盤であり先頭でありという千両役者っぷりを発揮している。(ここではあえてダンスについては目をつぶることにするが)


 だが、想定外の事態も起きている。
 飲み込まれてしまったのだ、チームBに。
 幼さが全体に残るチームBの雰囲気の中、彼女はある意味チームKにおける大堀よりもオバサン的な位置に立たされている。
 しかも一人レベルの違うという事実は、彼女の「保護者パート」をますます強めることにもなっている。前述のとおり、チームBはまだまだ個々のレベルが上がってきていない。その状況において、浦野のポテンシャルはますます際立っているのだが、なんと一部では「成長できていない」という指摘を受けてしまうほど「チームB化」は深刻に進んでいる。
 
 また、オールラウンダーとしての能力も一部裏目に出ている。
 突出しなくなっているのだ。全ての部分に登場してしまう彼女は、公演の中でもポイントがないという状態に陥っている。
 なかなかCinDyメインのユニットが与えられなかったのも彼女の立場とスキルがゆえ、ということなのだろう。


 ただ実際問題、チームBではたった一人というレベルでTVにも舞台にも出ている。念願だった女優業にも開眼し、ドラマのレギュラーも獲得してしまった。
 それでもなかなか爆発の予感がしないのは何故なのか。


 もしかして、彼女自身がもう「AKB48チームBのCinDy浦野」という役割に安寧としてしまっている部分があるのではないか。
 ホームであるチームBではいろいろとイジられつつも、愛されるお姉さんでいられる。が、ひとたび外に出れば年齢的にもキャラクター的もシビアな立ち位置にいる新人タレントその1でしかない。AKBINGO!にすら呼ばれないのは何故なのか?という疑問はきっと彼女自身も感じているし、もしかしたらその答えも彼女は知っている。


 その現実に気持ち負けしているんじゃなかろうか。


 ホームであるチームBもこれからますます過酷な状況に陥っていくことは確実。
 その状況下で彼女が夢をかなえたいというのであれば、それ相応の覚悟が必要だ。いつまでもシンデレラ症候群ではいられない。諸々の状況は彼女に決断を迫っている。


 「チームBのCindy浦野」から一人の「浦野一美」へ
 心がきれいな人にしか見えないとかいう、その頭上のティアラをブチ壊して現状脱却できるのは自分自身でしかない。