先日、チェコの首都プラハからのニュースで、

プラハ大学で銃の乱射事件があったと聞き

私はわが耳を疑いました。

 

この手の、学校などで起きる銃の乱射事件は

これまではアメリカでおきる無差別事件でしたが

ついにヨーロッパでも、それも平和なチェコで

起きてしまったのか…と驚きました。

 

 

プラハ大学のキャンパスは旧市街に幾つかあり、

プラハ滞在中は私も旧市街に宿泊したので

何度もその近くを通り、まじめな学生さんを見ては

いかにも勤勉な感じで関心したものです。

 

 

  ジョンレノンの壁

 

カレル橋を渡ってすぐの所にあるのが

レノン・ウォール(Muro de John Lennon)です。

 

 

こちらはマルタ騎士団の施設内にあり、

ジョンレノンの壁のみ一般に開放されています。

 

もともと反体制のメッセージなどが書かれていたところに

1980年のジョンレノンの殺害を機に、ジョンの戦争反対の姿勢に

共鳴する人々がレノンの詩などを書くようになりました。

 

訪れる人々が平和のメッセージを書き込むのですが、

 ジョンレノンの曲の一説などを書く人

 ジョンの似顔絵を残す人

 自分の名前と日付を刻む人

 チベットやクルドの平和を訴える人など

みんなで作り上げた「壁画アート」のようです。

 

 

壁画アートは毎回、訪れるたびに変わっていて

ジョンにそっくりな似顔絵があったかと思えば

数年後には塗り替えられて別の似顔絵になってたり

毎日、訪れる人によって壁が生まれ変わるのがいいですね。

 

 

  スプレー缶使用は禁止

 

が、最近訪れた友人から聞いたのですが

近年「スプレー缶の使用は禁止」になったそうです。

 

というのは、みんなの平和のメッセージの上から

スプレーの落書きをしたようなのを見たこともあります。

スプレーでもきれいならいいのですが、

それはもうメチャクチャに塗りつぶした感じでした。

 

あの壁画は、後からくる人がメッセージを重ねるため

どんどん塗り変えられて行くものです。

 

が、他の人が書いたメッセージに

リスペクトがないのは頂けませんね。

 


 

そして日本でも、銃乱射ではないものの、

同じような残忍な事件は起こっていますね。

 

  日本でももはや他人事ではない

 

平和そうに見えるわが国日本ですが、

もしも拳銃が容易に手に入る社会ならば

同じような銃乱射事件も起こりうるのかも知れませんね。

 

京都アニメーションの放火事件や、

電車内でのナイフと放火による無差別襲撃事件、

クリニックの襲撃事件などがありました。

 

平和の願いから生まれた壁。

平和を願う人はこんなにもいるのに

一向に世の中は平和にならないですね。

 

May all nations and people of the world be at peace.

 

 

 

本日もご来訪ありがとうございました。

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