★虫展★ 市立伊丹ミュージアム 20240922 | AnJyu-NIKKI

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市立伊丹ミュージアムの「虫展 “Mushi” in Japanese culture」へ

決して、「昆虫」展ではないです

平安時代~江戸時代の物語、絵画、武具、そして医療などなど

日本文化に密着してきた、さまざまな「虫」たち

 

 

玉むし物語

美姫の玉虫をめぐって、蝉、キリギリス、ひぐらしが恋のバトル!

蝉が恋を叶え、幸せな家庭を築く物語

絵巻物です

平安朝な絵巻物のですが…

緑色のお顔の玉虫は美姫なのか?

対して、蝉、キリギリス、ひぐらしは、虫の原型をとどめていない!

何の虫?

虫なのか??

で、玉虫と蝉の子とは…?

おくるみに包まれてお顔はわかりません

ツッコミまくり

めでたしめでたしなので、良いけど

 

 

針聞書

楽しみしていた「針聞書」

人の体内に潜む病気の虫

虫の絵とともに、特徴(部位、症状)、治療法が書かれているのですが…

1568年 茨木二介という人が書いた本

真面目な医療書なんですよね?

と、疑うほどユーモラスな虫の絵

二介さんは、この虫をどうやって作りだしたのでしょう?

見たのかな?

わたしの体内にもいくつか巣食ってそうですが

目が合ったらどうしようかしら 笑

 

 

虫之大名行列図 酒井抱一

その名の通りの絵

「奴」であろう先頭を歩く虫たちが、揃って足を上げて行進の様子が

とってもユーモラス

足のあげ方がツボる

こんなユーモラスな作品も、抱一さんらしく、お上品なのです

 

 

蝶々踊り図巻 小澤華獄

京都の「蝶々踊り」というお祭りらしい(豊年祭)

蝶にかぎらず、虫や鳥、魚に仮装して踊ってます

祇園祭の鷺みたいな人も!

題材も興味津々ですが、構図、色彩、表情が好み!

素朴な、ほのぼの系でにんまりです

 

 

揚羽蝶紋鳥毛陣羽織

どうしましょう! めっちゃカッコ良い!!!

鳥の羽の陣羽織は、非常に珍しいそうです

確認されているのは、片手で余るほどとか

この陣羽織は黒い羽根がベースで

白い羽根で揚羽蝶の紋を描いています

黒い羽根は近づくと、光の当たり方でグリーンに輝きます

偶然にも我が家の紋と同じだったため、テンション上がりまくり!!

誰?考えたの? 素敵すぎ☆

 

 

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