清涼寺の嵯峨大念佛狂言へ
春と秋に行われる嵯峨大念仏狂言
「京の三大念佛狂言（壬生・嵯峨・千本ゑんま堂）」のひとつで
重要無形民俗文化財
初、嵯峨大念仏狂言！
屋外での観劇
能舞台や舞殿での奉納舞台を観るのと感覚的に近いのかも
狂言堂は二階建てで、舞台は2階部分
見上げるタイプ
壁があるので、足元は見えません
嵯峨大念仏狂言は、セリフがないのです
身振り手振りのみの表現
先にあらすじを知ってから見たほうがよいそうです
演者さんは、すべて男性で
どの役も、面を付けるそうです
■花盗人
タイトルは花盗人ですが
花→小刀→大刀と、次々に盗まれて
なんで～笑
「供」は、狂言の「太郎冠者」ですね
怒った「旦那」は、「供」と一緒に、
「盗人」を縄で縛って捕らえることにしますが…
「供」さん！！！
藁を木槌で打ち始めたよ！
そこからかーーーい！！！
旦那が捕まえていた盗人には逃げられて…
狂言のお決まりです
■とろろ
山芋の「とろろ」です
ぬるぬるのねばねばで、かゆくなる
で、精も付く「とろろ」
「主人」と「茶屋の女」、「盗人」と「供」が、
「とろろ」のあらゆる特徴を表現した狂言
写真は、とろろを擦っているところ
なんと、大らかなこと！！
民俗芸能です！！！
嵯峨大念佛狂言には20の演目が残っているそうです
ざっくり「カタモン」と「ヤワラカモン」に分かれているようで
「カタモン」がお能
「ヤワラカモン」が狂言
今回の2つはどちらも「ヤワラカモン」
はい 笑いました
「カタモン」は、「紅葉狩」「土蜘蛛」「船弁慶」など
歌舞伎でもおなじみの演目もあるようで
これは、機会があれば観たい！！
清涼寺、とっても久しぶりに訪れました
せっかくなので、拝観も
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