【錦秋文楽公演】 国立文楽劇場 20161119 | AnJyu-NIKKI

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錦秋文楽公演 観てきました~~~。
 

第二部
増補忠臣蔵
 
スピンオフ加古川本蔵
 
仮名手本忠臣蔵の
三段目で塩谷判官を抱きとめた加古川本蔵。
次は、九段目に由良之助のすむ山科閑居に
虚無僧姿で登場します。
 
なんで、そうなったのか。
が、明らかになる物語。
 
ひとりひとりに、物語がありますね。
本蔵も若狭之助もいい男やわ~。
 
 
 
艶姿女舞衣
 
大坂にはこんな物語が、あふれていたの?
なんだろうなぁ~
どこに心を持っていけば、腑に落ちるのかしら?
 
酒屋の場では、なんで善右衛門を殺したのかがわからないから
余計にもやもやするのかしら?
 
 
筋とは、離れますが
丁稚がよかった。
 
今、歌舞伎を観ているんだったら・・・?
役者さんの動きが見えるようで!
生き生き動いていました。
 
また、阿呆ぉめが
と、連発されていましたが・・・いいキャラでした。
 
 
 
勧進帳
 
もう、もう、もう!!!
すごかった。大興奮でした。
 
太夫さん7人、三味線さん7人。
ずらり~~~。
幕が開く前から
14人のまなざし、たたずまいで
勧進帳の舞台への意気込みがガンガン!
その時点で、ノックアウト。泣きそうに。
 
能 → 歌舞伎 → 文楽
と、ちょっと珍しいケース。
 
歌舞伎の勧進帳を参考に作られていますが
後発な分
せりふを補足して、丁寧に説明してある部分も。
 
富樫 VS 弁慶
 
富樫チームが、かなり挑発的!
最初から、けんか腰でおもしろい。
 
音楽は、長唄とはまったく別の曲。
太棹七挺の延年の舞。
こちらも、しびれました~☆
 
熱い、いい舞台。
いいもの観ることができました♪