
錦秋文楽公演 観てきました~~~。
第二部
増補忠臣蔵
スピンオフ加古川本蔵
仮名手本忠臣蔵の
三段目で塩谷判官を抱きとめた加古川本蔵。
次は、九段目に由良之助のすむ山科閑居に
虚無僧姿で登場します。
なんで、そうなったのか。
が、明らかになる物語。
ひとりひとりに、物語がありますね。
本蔵も若狭之助もいい男やわ~。
艶姿女舞衣
大坂にはこんな物語が、あふれていたの?
なんだろうなぁ~
どこに心を持っていけば、腑に落ちるのかしら?
酒屋の場では、なんで善右衛門を殺したのかがわからないから
余計にもやもやするのかしら?
筋とは、離れますが
丁稚がよかった。
今、歌舞伎を観ているんだったら・・・?
役者さんの動きが見えるようで!
生き生き動いていました。
また、阿呆ぉめが
と、連発されていましたが・・・いいキャラでした。
勧進帳
もう、もう、もう!!!
すごかった。大興奮でした。
太夫さん7人、三味線さん7人。
ずらり~~~。
幕が開く前から
14人のまなざし、たたずまいで
勧進帳の舞台への意気込みがガンガン!
その時点で、ノックアウト。泣きそうに。
能 → 歌舞伎 → 文楽
と、ちょっと珍しいケース。
歌舞伎の勧進帳を参考に作られていますが
後発な分
せりふを補足して、丁寧に説明してある部分も。
富樫 VS 弁慶
富樫チームが、かなり挑発的!
最初から、けんか腰でおもしろい。
音楽は、長唄とはまったく別の曲。
太棹七挺の延年の舞。
こちらも、しびれました~☆
熱い、いい舞台。
いいもの観ることができました♪