2011年観劇 ☆総まとめ☆ | AnJyu-NIKKI

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今年は30公演、68演目の観劇でした。
 
今年も元気に、観劇完走!
ありがたいことです!
 
 
年々、チラシもこだわって作られるものが増えてきて、
見ているだけでも、楽しいですね。
 
いつもながらですが、
今年も、印象的だった演目を振り返ってみました☆
ご興味があれば、おつきあいくださいませ~
 
 
 
【演目編】
◆盟三五大切(6月/シアターコクーン)
 
久々のコクーン観劇。
前方、花道沿いの良席ということもあって
「劇場全部が舞台空間」の串田さん演出に飲み込まれました。
 
梅雨時期特有の湿度が
重く、じと~っとした南北の湿度感にぴったりはまって、
不思議な感覚に陥りました。
 
 
GOEMON11月/システィーナ・ホール)
 
完全描き下ろし新作!
石川五右衛門はスペイン人とのハーフだった~!!!
 
フラメンコを踊る、赤毛の五右衛門!
 
奇想天外な水口さんの発想。
それを表現する役者さん。
 
実力のある人たちが集まれば、
少人数でも、とっても魅力的なものに仕上がるんですね!
大興奮でした!
 
本気で、再演を望みます!
 
 
伊勢音頭恋寝刃 (7月/松竹座)
 
仁左衛門さん持ち役の「貢」
 
夏に夏狂言。
適材適所の配役。
 
いわゆる「てっぱん」!
通し狂言でおもしろさ、倍増!!
 
それを、前から3列目!
それも、貢が破って出てくる障子の真ん前!!!
 
夢の時間でした~☆
 
 
 
【役者編】
江戸宵闇妖鉤爪 (1月/松竹座)
 
楽しみにしていた「乱歩歌舞伎」
原作を読み込んで、気合を入れて観劇しました☆
 
異常な親子愛。
原作では「父」ですが、
歌舞伎では「母:百御前」
 
この百御前を吉弥さんが好演でした~!
 
見世物小屋での進行がはまりすぎて、
どこから「役」でどこまでが「素」???
 
後日、吉弥さんにお話を伺う機会があったのですが、
ご本人も、ものすごく楽しかったそうですよっ♪
 
 
◆一本刀土俵入 (9月/新歌舞伎座)
 
お蔦の七之助さんが
とっても好演!
 
安孫子屋でのハプニングも
「お蔦」で切り抜け、大拍手!!!
 
翌月には芝翫さんが永眠。
 
家の芸を引き継がれていくこと、
楽しみにしています。
 
 
◆傾城反魂香 (8月/国立文楽劇場)
 
個人的にあまり好きではない「吃又」
 
その、「好きじゃない感」を払しょくしてくれたのが
8月の上方歌舞伎会でした。
 
仁左衛門さんの監修です。
 
現代人にあった「ダメ男、又平」を
松次郎さんが熱演。
 
仁左衛門型、継承していってほしいです。
 
 
獨道中五十三驛 (3月/南座)
 
前から3列目、
おきちちゃん と おやえちゃん が
客席にも降りて、お客さんと絡んでくれる大サービス!!
 
そして見せ場のひとつ
「化け猫」の場面
おくらちゃん演じる猿琉さんの身体能力にびっくり!!!
 
筋肉おたくの猿琉さん。
さすが!!!
 
 
 
さぁ、
来年もすでに9月まで
観劇予定がびっしり!!!
 
歌舞伎座の再オープンまでのラストイヤー。
関西歌舞伎の正念場!!!
 
今年は、直接&間接を含めて9人の歌舞伎デビューをお手伝いできました☆
 
来年も、ひとりでも多くの人に観ていただけますように!
そして、楽しんで観つづけてもらえますように!