祇園祭_宵宮祭_090716 | AnJyu-NIKKI

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いよいよ、明日は祇園祭山鉾巡行ですね。
わたくしは、仕事ですので
今年は巡行を見ることはできませんが、
ちょっぴり、お天気が気になります。。。


近年、宵山は四条烏丸方面ではなく、
川端通りから東、八坂神社へ足を運んでいます。
毎年、四条通りを使っていろいろな催しが行われています。

「舞楽」弥栄雅楽会と、
「鷺踊」祇園萬燈会の奉納舞を見ましたよ!

四条通りに雅楽の音色が響き
雅やかです!
舞われていたのは女性でした。
男性の力強い舞も良いですが、
女性の繊細な舞いも美しい。

鷺踊は小学生のかわいらしい舞です。
もともと「傘鷺鉾」の舞だったそうですが、
応仁の乱で「傘鷺鉾」が焼失。
その後、「舞」単独で残っていたそうですが、
江戸時代に途絶えたそうです。
それを近年、子どもが舞う「鷺踊」に復活させたそうです。


そして、本日一番楽しみにしていたのが、
「石見神楽」です。
八坂神社の能舞台で行われます。

出雲大社に奉納する「石見神楽」。
毎年、祇園祭へも奉納神楽をされています。
6つの演目を奉納されました。
先に、簡単な解説をしてくださいますので、
十分楽しめます!

今年は、がんばって前の方で見てみました。

台詞あり、
面を付けたり、外したり
衣装のぶっ返しあり。
それも、舞台の上で役者一人でやってしまう。
クライマックスへ向けての激しい立ち回りのような舞!
そして、お囃子!

大興奮です!
拍手喝采!!!おもしろかった~!


能舞台の前にテントを張り、
椅子席も設けられていましたが、
大半の人たちは野天での観劇です。
楽器は「大太鼓」「小太鼓」「手打鉦」「笛」です。

*観客は屋外で芝生の上に座って観ていたから「芝居」といいます。
*初期の歌舞伎は、三味線は無く、「太鼓」「鼓」「笛」で演奏されていました。

「室町や江戸初期ってこんな感じだったのかも!」
と、ひとりほくそ笑んでいたわたしです。