赤い鼻緒の草履 (引揚記念館 再訪問) | 京都市 左京区 会社員 (現在 嘱託社員)

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新聞への投書採用分または投書原稿を紹介します。「これは、知ってほしい」「考えてほしい」「感動したこと」いろいろです。よろしくお願いいたします。2013.10.26.(2015.10.19.改定)
 

先日、浮島丸殉難者慰霊碑を訪問した際、舞鶴引揚記念館にも寄りました。
ここには、リニューアルされてから、昨年の夏に訪問して以来、2度目の訪問になりました。
「赤い鼻緒の藁草履」を、もう一度見たかった、というか、投書の結びに書いた、その方の消息を教えて頂こうと思ったからです。

あの記事を書いてから、ずーっと気になっていました。
説明員の方に、伺いましたが、「この草履を履いておられた方は、既に亡くなっておられる」と、いう事でした。

戦後74年、もし、お元気でおられるならば80歳くらいになられます。
ならば、お元気でおられても不思議ではないお年でしたから、残念でした。


シベリア抑留再現展示室








冬には、氷点下30度にもなるナホトカからの引き上げは、舞鶴まで3日を要したそうです。

良湾であったが故に、軍港として発展した舞鶴港。各地への引き上げが完了した後も、最後までその役目を果たしました。

次に行った時は、舞鶴湾巡りの船に乗りたいなぁと思っています。

ではでは またまた