ちょっと前になりますが、梅田芸術劇場までミュージカル
【レベッカ】を観に行ってきました。
藤原紀香ちゃんの【キャバレー】以来でしたが、
生の舞台やコンサートって元気がもらえます!!
(最近コンサートにも誘ってもらったりと、ちょこちょこ自分の時間を楽しんでます)
その【レベッカ】ですが、最近の出来事の中でも一番!
と言って良いほど印象深いものでした。
舞台が進むごとに引き込まれ、何とも言えない重い気分になってくるのです。
最初は少し痒くなるようなラブロマンス・・・
舞台が後半になるとサスペンス
精神的に重い圧迫感を感じながら終幕に・・・
生演奏に合わせて「レ~ベッ~カ~」と!響く役者さんの歌声・・・・
今でもつい口ずさんでしまうんです!!
「レベッカ」の主人公には名前がありません。
プログラムでも主人公=「わたし」と記されてます。
「わたし」が20年ほど前の出来事を回想するところから始まります。
(1人称視点で物語が語られ書いてあるみたいです)
題名になっている「レベッカ」という女性も最後まで出てきません。
彼女は既に亡くなっていて、名前のみ登場するのですが、
姿が無いので想像するしかないのです。
亡くなってしまった「レベッカ」という女性の幻影が皆を精神的に追い詰めていきます。
胸の辺りがとっても重くなります
特に主人公「わたし」の存在を拒絶し、追いつめていく
家政婦頭のダンヴァース夫人がとっても怖いです!!
今回Wキャストで涼風真世さんとシルビア・グラブさんが演じてらっしゃいました。
私はシルビア・グラブさんのダンヴァース夫人を観たのですが、
周囲を圧する存在感と威圧感が凄かったです
【レベッカ】は・・・・
Daphne du Maurier (ダフネ・デュ・モーリア) の作品
(1907-1989) ロンドン生まれ
作家として1931年にデビュー
「レベッカ」は1938年に刊行され、イギリス、アメリカで大ベストセラーになった作品です。
1940年にアルフレッド・ヒッチコック監督によって映画化され、アカデミー賞を受賞。