こんばんは。
私は、23年に渡り
住み慣れた東京を離れ
先月7月に栃木県へ
引っ越してきました。
引越し先周辺からは
小高い山が見えます。
まだ各山の名称までは
詳しくないのですが
お気に入りの
小高い可愛い山は、
大きい山と違って
山の存在に囲まれている感もなく
空が遠くまで見渡せます。
住宅地で、一通りの店舗も
揃っていて、不便さもないですし
少し歩くと田んぼが広がって
緑も感じる事の出来る
何かと嬉しくなってしまう
新天地です。
引っ越す前に
電車でも行ってみようと
ある週末に泊まれるよう
スーツケースと
リュックを背負って
電車で向かいました。
2時間強の移動となり
夜も遅かったため
慎重に駅を乗り換え
目的の駅までもう少し!
というところまできて
席を立ち
降りる準備をしていたら
列車が止まって
??
停止信号かな
と暗い外をじ~と
目を凝らして様子を見ていたら
電車が動き出し
つぎは〇〇駅
とアナウンスが目的の駅を
過ぎたことを告げるています。
?????
んっ
何があった?
何が起きたのか
理解できないまま
電車は走り出し
一旦、次の駅で降りると
一人だけ一緒の駅で
降りた女性がいて
前の駅で降りられなかった
ことを伝えると
どうやらドア部分にある
ボタンを押して
自分でドアを開く
必要があったようです
誰も降りず
除いていた窓が
ホームと反対で
照明の少ない駅のホームは
静まり返っていたのでしょう。
改札を出て
降り立った小さな駅には
コンビニも
タクシーもいない
人気のない住宅地。
引き返す電車も
もうないとの事。
さあどうしようか?
と考えていますと
先ほど、駅で一緒に降りた
女性が駅へ引き返してきてくれて
私に声をかけてくれました。
家が近いので
車で前の駅まで
お送りしましょうか?
と仰ってくれました。
なんと
なんと
こんな事ってあるのでしょうか。
お言葉に甘えて
その女性の車で
無事に転居先まで届けて頂き
頭を深く下げ
お見送りしました。
こんな事ってあるんだ
(人生捨てたもんじゃない)
人の温かさを実感し
感謝の気持ちが
溢れてきました。
別れ際に、ラインを交換し
今でも、その女性Kさんとは
唯一の栃木の知人として
やり取りさせて頂いています。
心で、Kさん始め
あらゆる存在に
思わず
両手を合わせて拝みました。
こうして
栃木県での新生活が
7月からスタートしました
色々なものに
守られながら
日々を送っている
そう深く実感する
体験でした。
本日も、最後まで
読んで頂きまして
誠にありがとうございます。
おやすみなさい☆彡