吾唯足知ならぬ天唯樽知かな?
爽やかな風そよぐ晴天の横浜です(^ー^)/
日本酒飲むなら‥燗酒から常温の冷や酒が美味い季節になってきましたね~
肌寒い夜には、まだまだ焼酎のお湯割りが美味いんですよね♨
鹿児島県北部の伊佐地方は、中央を「川内川 せんだいがわ」が流れ、東方に「霧島連峰」をのぞむ霧深い水郷の盆地。
昼夜の温度差が大きい「内陸性の気候」は、焼酎つくりに最適な環境なんだそうです。
大山酒造合名会社は、明治38年(1905年)の創業。
自社ブランド「伊佐大泉」の一銘柄だけを造り続けているガンコな焼酎蔵です。
伊佐地区には「伊佐錦」(大口酒造),「伊佐美」(甲斐商店),「伊佐大泉」(大山酒造)などの有名焼酎蔵があり‥
「焼酎」の二文字が書かれた日本最古の資料である、柱貫の一部が発見された「郡山八幡神社」も有名です。
伊佐大泉は、白麹で醸す「白豊芋」をベースに「黄金千貫芋」を少量を混ぜた絶妙なブレンドで成り立っている芋焼酎で‥
一升瓶で2000円を切るリーズナブルな(安すぎる?)値段もあり、県内外にファン層が厚い人気銘柄の一つです。
大山酒造「伊佐大泉 樽中之天 たるなかのてん」25度
通常の「伊佐大泉」は、「白豊」と「黄金千貫」をブレンドするのですが…その際に「白豊」の中で一番出来の良いものを選びブレンドしたのが「樽中之天」となります。
伊佐大泉を仕込む際の「原料芋処理」では、皮むき後の「中玉の芋」を一切切らず、丸ごと蒸して使うんだそうです。
「今はどこの蔵も芋を切って蒸していますけど、芋のポテンシャルを最大限出せるよう丸ごと蒸しています」とのこと‥このこだわりがファンを増やすんでしょうね!
「伊佐大泉 樽中之天」は、レギュラー酒の持つ「昔ながらの香ばしい」芋の香りを残しつつ、紅茶のような繊細で上品な薫りがプラスされ、王道で安定感のある酒質に仕上がっています。
「天」とは、東洋思想の鍵概念のひとつで、人の上にある存在、人を超えた存在をあらわす‥
人知を超え偶然にも出来た珠玉の一滴を味わってみませんか?
タンク1本分の少量生産です~お早めに(>_<)v