帯広市は、西は「日高山脈」 北は「石狩山地」 東は「白糠丘陵」などの山々に囲まれ、南は太平洋に面した、「十勝川 とかちがわ」の恩恵により広がる「十勝平野」の中心都市です。
飛行機の窓からはパッチワークのように広がる畑群が壮観ですよ~
ちなみに「日本のウクライナ」とも称される十勝平野は、「北海道の全面積の10%」ほどを占めるほど広大な一大穀倉地帯です。
「真っ直ぐな道」と「日高山脈の180度パノラマ」に‥おもわず叫ぶ娘(笑)
やって来ました~「帯広ばんえい競馬場」
ばんえい競馬マスコットの「リッキー」がお出迎えです!
「ばんえい競馬」は、鉄ソリを馬に曳かせ「全長200mの直線」を途中に2ヶ所障害(坂)を乗り越えながら競う稀有なレースです。
それゆえに平地競馬とは違い、「スピード」だけではなく、重いソリを引っぱる「パワー」と「持久力」そして騎手のテクニックが勝負のカギなんだそうです。
なるほど…直線の半ばで一旦停止して「馬を休ませながら」の競馬なんてビックリです!
ばんえい競走では、一般的な平地競走で使用されているサラブレッド種などの「軽種馬」や北海道和種の「どさんこ」などは使われず‥
古くから主に農耕馬などとして利用されてきた「体重約800~1200kg」前後の「ばんえい馬」(重種馬)が使用されています。
ちなみに‥騎手重量(体重)が75キロに統一されているので、軽量の騎手は不足分の重量を通称「弁当箱」と呼ばれる「重量カバン」に入れて調整し、計量するんだそうですよ!
かつて北海道開拓に活躍した農耕馬で、農民たちの「力比べの祭り競馬」として楽しまれ発展してきた…