昨日、車で走っていて踏切につかまった時に、ふと感じたこと。 

「電車がふつうに動いている…」


名古屋近郊のこの地域は大した被害もなく、ローカル線は普通に運行されていた。

テレビでは、被災地の悲惨な状況が流されはじめた頃の事だ。

流されるタンカーや車。まるで映画で見ているような画像に、どのくらいの人が信憑性をもって受け止めているのだろう?



今、現在アメブロでブログを書いている自分に違和感を感じる。

昨日から凄く不思議な感覚に襲われて、なかなかブログを書く気になれなかった。



今、現在、倒壊した建物に閉じ込められていたり、寒さに震えながら水と戦っていたり、心細く救援を待つ人もいるだろう。


たまたま居合わせた場所が悪かったのだろうか?


それとも、「私達の」たまたま居合わせた場所が良かったのだろうか?


ブログを目にする事ができること自体が奇蹟ではないか?

電車に乗れる奇蹟、自宅に帰れる奇蹟、食事をとれる奇蹟、ベッドで眠れる奇蹟、家族に会える奇蹟、地面に普通に立てる奇蹟…


「足元は非常に薄紙のようなもので、いつ何時、どんな状況になってもおかしくはないのだ」
そう、考えて生きている幸せを噛みしめる。


奇蹟を実感すればするほど、「感謝」という言葉が浮かんでくる。


何も感じないのは被災された方々に申し訳ないとも思うのは私だけだろうか?



心静かに、合掌したい。
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