お別れしてきました。本当に眠っているかのように穏やかな顔で旅立っていきました。
朝、家族みんなでお別れしたあと、ふたばが一人で葬儀場までつれていき、無事に葬儀と火葬がおわり帰ってきたところです。
泣きすぎて放心状態です。
葬儀は、人と同じような形で、お経をよんでもらい、葬儀をしてもらいました。事前に送った写真でスライドショーもあり、アンジュからのメッセージも受け取りました。
個別火葬にしてもらったので、火葬台にのせて、点火するまで見届けました。火葬のとき、お花とご飯とアンジュの好物のリンゴと写真を持たせました。
終わるまで待合室で待っていて、お骨の確認をしました。スタッフの方が、一つ一つ、どこの骨か丁寧に教えてくれました。喉仏がきれいに残っていたので、行いが良かったと言ってもらえてうれしかったです。
遺骨を持って帰るか悩んだのですが、お骨は持ち帰らず、合祀埋葬をお願いしました。
持って帰らなかったお骨は、みんな一緒に外にある観音様の近くで、土にかえるようになっているそうです。
アンジュは、お友達と遊ぶのが好きだったので、これでよかったのだと思います。
使っていた首輪は、首輪観音においてきました。
横の墓誌に名前を残すようにしてもらったので、また家族みんなでお参りにいきたいと思います。
アンジュが亡くなって、家の中が静かになりました。いつも、アンジュがゲージの中で動くカチャカチャという足音が聞こえていたので、それが聞こえなくなって、本当に家の中が静かになりさみしいです。
心にぽっかり穴があいたような気持ちで、どうふさいだらいいのかわからないです。
15歳になった頃から、なんとなく覚悟はしていましたが、まだまだ長生きすると思っていました。一週間前に、後ろ足が立たなくなっていたけど、それまでお散歩も毎日行っていたし、ご飯をしっかり食べていたので、まさかこんなに急にガクッと悪くなって、あっという間に逝ってしまうとは思わなかったです。ご飯を食べなかったのは、昏睡状態になった12日の朝だけでした。
ほんとに、急に旅立ってしまい、心の準備もできていなかったです。
最後に旅立つとき、看取ることができてよかったと思っています。
朝方に、たまたま二人で起きてきたときに、まるで待っていたかのように、旅立っていきました。
仕事に行ってる間とかじゃなくてよかった。
ちょうど、亡くなった日は私のお休みの日だったので、一日ゆっくりお別れをすることができました。
うちは、明日が結婚記念日で、今日、14日が偶然にもアンジュとはじめてペットショップで出会った日でした。かわいくてかわいくて、お迎えすることを即決で決めてしまったのでした。
15年の結婚生活はアンジュと一緒にすごしてきました。はじめての土地で、不安いっぱいだったけど、アンジュとお散歩をしていると近所の方々から声をかけてもらえ、馴染むことができました。
いぬきもでブログをはじめてからは、犬友さんができて、一緒にドッグランで遊んだりカフェに行ったり、アンジュを通じてたくさんお友達ができました。
アンジュには感謝しかないです。
ありがとうね。
アンジュは、ずっと大切な娘です。
ずっとずっと忘れないよ。