月日が経つのは早いものですね。
癌とわかって丸4年半。5年の生存率10%でした。よく頑張ったと思います。今思うと、母がいたからお墓参りの仕方、そして子供もバランスよく育ったのだと思います。
父が頑固で、母は父が仕事から帰って来てお風呂に入り、出る頃にビールと手際よく世話をしてたのを思い出します。そして母は、父が箸をつけるまでご飯は食べなかったですね。祖母もそうでしたね。例えばお仏壇におはぎをお供えすると、必ず父からでしたね。
そんな父によく付いていったと思います。
亡くなる時は「目を閉じると本当に死んじゃうから起きてて」と言ってましたね。
そんな母が亡くなって丸9年。どんなに生きていてくれたらと思ったことか。親の大切さは亡くなってから初めてわかると言いますが、感謝ですね。亡くなってからも、色々なことを話しますね。
子供のこと、そして田舎のこと。母が病気になってからは、いつも一緒でしたね。東京の病院にかかっていたので、残りの三年は濃い三年間でした。
それも今では良い思い出です。母の好きな百合の花をと思います。
お墓参りを週1日行き、お仏壇を磨く。それを杏樹がするよ。お墓参りは、田舎に帰った時しか出来ないけれど、また来るからねと。三日間だと帰って来た挨拶と帰る挨拶の二日間。みなさんもこのお正月お墓参りしましょうね。
今、こんな時代になって、でも生きることの大切さそして先祖に対することを教えてくれた母に感謝。14日の前の13日は百合と母の好物をお供えしようと思います。ありがとう
みてますか?
あちらの世界で、みんな楽しくしてますか?
と思います。
人は亡くなる時、生き様がわかると。病室には入りきれないくらいの人。看護師までが泣いていました。今こうして書いていても蘇ってきますが「いつもありがとう。」一年の節目です。そっと目を閉じて合掌です。
個人的なことですが、皆さんもお墓参りしましょう
天海杏樹
個人的なことですが、皆さんもお墓参りしましょう
天海杏樹