4~6人分 10分~15分

鮮やかな紫とオレンジが秋冬メニューを華やかに彩る一皿。
シャキシャキの食感とレーズンの甘み、クルミの香ばしさが
タルトやスープとの相性を引き立てます。
重めの料理の箸休めとしても最適です。

 

  1. 紫キャベツ…1/4玉(千切り)

  2. にんじん…1本(細切り)

  3. レーズン…大さじ2

  4. クルミ…30g(ローストして刻む)

  5. 塩…少々

<ドレッシング>

  1. 白ワインビネガーまたはレモン汁…大さじ1

  2. オリーブオイル…大さじ2

  3. はちみつ…小さじ1

  4. 塩・胡椒…適量

  1. 紫キャベツとにんじんは同じくらいの細さにカットし塩を振る。
    少ししんなりするくらい。

  2. くるみはオーブントースターで5分ほどローストする。

  3. レーズン・クルミを加える。

  4. ドレッシング材料を混ぜ、全体に和える。

  5. 盛り付けにミントやパセリを散らすと華やか。

 

ドライフルーツや生のフルーツ、ナッツ類を足すととても華やかな
  サラダになります。

 

 

 4~6人分 20分~30分

今回のレッスンでは、
“ドイツの秋冬の食卓”を楽しみましょう。

ポロ葱とシュピナート(ほうれん草)のスープは

寒い季節に家庭でよく作られる、体にやさしい温かいスープ。
リーク(ポロ葱)の甘みとほうれん草のまろやかさが溶け合い、
軽食にも前菜にもぴったりの“冬のほっこりスープ”です。

気温が下がると、リークやほうれん草など冬の野菜が本領を発揮し、
温かいスープで体を整える習慣が根づいています。

  1. リーク(ポロ葱)…2,3本(日本では長ネギ代用可)

  2. ほうれん草…1束

  3. ドライ白ワイン…100㏄

  4. バター…30g

  5. 水…600ml

  6. コンソメ or ブイヨン…小さじ3

  7.  生クリーム…200ml

  8. 塩・胡椒…適量

  1. リークは小口切り、ほうれん草は3㎝くらいにカットする。

  2. 鍋にバターを溶かし、リークを弱火でゆっくり炒める(甘みが出る)。

  3. ワインを加えてアルコールがとぶくらい沸騰させたら

    水とブイヨンを加え、5~10分煮る。

  4. ほうれん草を加え、色が鮮やかになったら火を止める。

  5. ミキサーでなめらかにする。

  6. 生クリームを加えて温め、塩胡椒で味を整える。

      とろみ用に、じゃがいもを1個入れてもよいと思います、
      ディナーのスープは生クリームでリッチに
        朝食やランチの時は牛乳に変えてさっぱりとアレンジしてみてください。

 6~8人分 60分

ツヴィーベルクーヘンは 新酒 が出回る季節に合わせて食べる、
ドイツの秋を象徴する伝統料理です。
「ホイリゲと呼ばれる、新酒を提供する居酒屋やワイン蔵で
一緒に食べるのよ!」
と、私の師匠が教えてくれたお料理です。

たっぷりの玉ねぎとベーコンをじっくり炒め、
サワークリームを合わせて焼き上げた、
素朴でありながら奥深い味わいのタルト、
「秋の定番メニュー」です。


<生地>
  1. 薄力粉…125g
  2. バター…65g
  3. 卵…1個
  4. 塩…小さじ1/2

<フィリング>

  1. 玉ねぎ…500g
  2. ベーコン…50g
  3. 小麦粉…30g
  4. 卵…2個
  5. サワークリーム…125g
  6. 塩…小さじ1/2
  7. キャラウェイシード…小さじ1/2

1. 生地を作る

  1. バターは1cmほどにカットし、卵は室温にもどし、
    小麦粉はふるっておきます。
    焼き型にサラダ油を塗っておきます。

  2. ボウルに薄力粉・卵・バター・塩を混ぜまとまったら
    台の上で打ち粉をしながら手でこね、厚さ5mmにのばし
    焼き型にしきつめます。フィリングを作る間冷蔵庫で休ませましょう。

2. フィリング

  1. 玉ねぎ・ベーコンは粗みじん切りにし、フライパンで透明になるまで
    炒めます。

  2. 同じフライパンに小麦粉をふり入れ、溶いた卵・サワークリーム・
    塩を混ぜる。

  3. 生地にフォークでピケして、フィリングを流しこみます。

  4. 平らにならしたら、キャラウェイシードをふりかけ
    200℃~180℃で35〜40分焼きます。

 キャラウェイシードは、ひめういきょうの実を乾燥させたスパイスです。
   シチューや肉・レバー料理などによく使われますが、お菓子やパン作り
   にも活躍してくれます。

 サワークリームは牛乳から分離したクリームに乳酸菌を加え発酵させたもの。
   手に入らないときは水切りヨーグルトで代用してもよいでしょう。