先の転倒事故に遭った当日は、
FM「ジブリ汗まみれ」を聞き終えた後
11時半過ぎと早目に床に就くも、
さすがに寝つかれず。
いつもより1時間超も早い時刻の上に
酒抜き、そして何より後頭部はダイジョブ?・・・
と気がかりだったせいであるのは明白。
翌朝・月曜の寝起きは
いくぶんアタマが重いものの、
再び太陽を拝めたことの幸せを噛みしめつつ、
嫁に「また会えたね」と謹んでご挨拶を。
この分なら取りあえず後頭部はOKだろうと
タカをくくって、休み明けで混みそうな
総合病院の脳神経外科はパスして、
昼休みを利用して掛かり付けの接骨院へ――。
何せ座ったり立ったり、あるいは
クルマの乗り降りで捻ったりすると、
もうお尻が痛くって・・・
数年前のギックリ腰を思い出します。
あいにく院長殿は往診。
で、帰るまで若いアシスタント氏が
アイシングと微弱電流、そして臀部のエコーを。
診立ては打撲と股関節の捻挫。
骨はダイジョブでしょうと。
ついでながら・・・と、
翌日になって自覚した右手親指の付け根あたりの
腫れと痛みを診察してもらう。
恐らく骨の一部が欠けているのでは?
念のため、整形外科で
写真を撮ってもらった方がいいので、
紹介状を用意しましょうかというもの。
意外な診立てに、
む・む・む・・・と思っていたところへ、
ようやく帰った院長殿へと
指の診察が引き継がれました。
可動範囲のチェックと左右の握力測定から、
親指付け根の突起状の箇所が
潰れたか折れたのかもしれませんねと。
ただ、その程度だと
レントゲンの撮り方や角度によっては
写らないこともあるそうで。
いずれにしても打つ手は固定しかないので、
取りあえずテーピングしておきますから。
2、3日で腫れが収まらないようだったら
改めて整形外科に行った方がいいでしょう、と。
なるほど、さすが安心感ある診立てとご判断。
礼を言って辞去しようとする私に
くだんの院長殿、言葉を継いでいわく、
それよりも・・・気がかりなのはアタマの方です。と。
・・・ギクリッ!
**
院長殿、かく語りき・・・
外部からの衝撃で、頭蓋骨とその下にある硬膜
(ちなみにその下がクモ膜)の間に
出血を生じることがあり、
それは何日も、場合により何週間もかかって
ジワジワ広がり溜まっていくことがあるんだそうな。
出血が少なければ、やがて
周囲の組織に吸収されて元に戻るけど、
溜まったままだと脳を圧迫して
神経に障りがあるんだそうな。
さすが、院長。
びびらせ方にも説得力があるぜ!
なら、早目にCTを撮った方がいいのでは?と私。
早過ぎると適切に判断できないことが多いですから、
まずは様子を見た方がいいと思います、と院長。
一気に症状が急変することはないと思いますが、
少し経って、舌がもつれたり、
あるいは何か手に持ってたモノを
不意に落としたりするようなことがあれば、
検査してみた方がいいでしょうとの見解。
で、その場合の処置は?とコワゴワ私。
頭蓋骨に穴を空けて
溜まった血を出せば治りますよ、と院長。
脳梗塞や脳腫瘍と違って
脳とじかに接してない箇所ですから、
と事もなげに。
(どひぇ~また全身麻酔?)
帰り際にアシスタント氏から渡された注意書きには、
動かさない・温めない、
そして、お酒を飲まない・・・とあった。
うーん、昨夜は我慢したけど、
朝の様子なら今夜はOKだろうと思ってたのに。
しかし、じわじわ出血の可能性を聞いた以上は、
気持ちよく酔えないような気もするし・・・うーん。
そんな話を聞いてから、気のせいか
昨日は午後から何だかアタマがどんどん重く
感じるようになって来た暗示に弱い私め。
傷心・・・ならぬ、小心の宵でした。
**
さて、中高年と言われる年代になると、
一般的に筋肉痛は翌日より
2、3日後あたりの方がひどいと聞きます。
私もその例に漏れず、
今回の自滅事故もまた然りのようです。
昨日までは自覚しなかった痛みを、
今日になって身体各所に感じたりします。
首筋から後頭部の重さだけでなく、
顎からノドにかけて妙に突っ張る。
痛むのは右手指の付け根だけでなく
左の上腕と手首も。
そして腰の激痛ほどでなくとも、
両わき腹あたりもじんわり~と。
転倒した際じかに打ったところではないけど、
ムリな姿勢を強いられたり瞬間に反応したりして、
自分の持つ限られた筋肉を酷使したのでしょう。
ところで、いま日常で何が辛いかって・・・
(頭部の不安は別にして)屈めないこと、
腰を捻ったり曲げたりできないこと。
足も膝から下ならOKでも、
腿を動かして付け根に響くともういけない。
動きが完全に旧世紀にイメージされた
ロボットそのもの。
間違いなくAIBOの方が役に立ちそう!
仕事中も椅子から立ったり座ったりが辛いので、
一旦立ったら思いつく限り、
アレもコレもと用事をこなした上で
席に着くようにしています。
打合せを終えて立ったついでにお茶やトイレ。
ちょっとした原稿チェックなら、
着座しないままその場で。
それにしても、くしゃみするだけで
骨盤まで響くって・・・参るな。
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昨日・今日と、恐らくはこの初夏最後の
パークランチ日和だったと言うのに、
ねぇ~
(チャリに乗ることすら、おぼつかない)
無事、皆さまと相まみえんことを!
(FBのプロフ用に、梅雨入り前にパークランチ会場にて)