念願のBethpage Black Course | Tarry Tarry

念願のBethpage Black Course

今回はゴルフされない方にはものすごーくつまらない内容です。(あらかじめ)

ゴルフをする人だったらなんとか我慢して読んでもらえるかな。


PGAの4大メジャー、U.Sオープンが開催されることで有名なBethpage Black Course

ラウンドしてきました!


そんなに大きな大会が催されるコースなのに珍しく「パブリック」。

プロと同じコース(しかもU.Sオープン)でゴルフができるとあって、ゴルファーの憧れの的必至のコースです。


それとBethpageは、ブラックとあわせて全部で5つ(90ホール)もコースがあるので、

まさにゴルファーたちのディズニーランド。

同じような格好をしたゴルファーの嬉しそうな顔・顔・顔。かわいいです。



ブラック以外は今まで回ったことがありますが、さほど難しくはありません。普通のコースです。

が、

が、

ブラックコースはさすがに全ー然違いました!

コースの入り口に、こんなサイン↓があり、ちょっと大げさな・・と思っていましたが、


全く大げさではありませんでした。難しいです。


右の写真↑は1番ホールのTeeから。一見簡単そうに見えるけれど、ラフやらなにやら

コースセッティングが全然一般向けと違うのです。

「プロって人間??」と思いました。


このいやらしいバンカーも、これグリーン周りじゃなくパー5のフェアウェイの途中です。

左へ曲がっていくフェアウェイはこの下からだと全く見えません。


コースレイアウトもさることながら一番違うのがラフ。

普通のコースだとラフからでもいいショットが打てたり、何気にグリーンオンを狙えたり

することもありますが、ここではまず出すのに苦労するのでプラス3打は覚悟でした。


2002年のここの大会で、スコアを崩した丸ちゃんが

日本人インタビュアーに「あんなラフどうやって打てって言うんですか」と

泣き言いってたのを覚えています。

(プロのくせに。。と思ったのを申し訳なく思いました。)



おまけにリンクスでもないのに、このフェスキュー草の地帯があるのがやっかい。

ここに入れたら、草の根ごとクラブで掘りきれる腕力がないとボールは出せません。


ただ、フェアウェイは絨毯のようにフカフカに手入れされているし、傾斜もそんなにないので、

ラフを避けられる上手い人であれば、とても戦略的だし、難しさを楽しめるコースだと思います。

(やっぱりプロってことか)


タフなラウンドだったけど、これで来年行われるU.Sオープンを観るのが

ものすごく楽しみになりました。プロの人たち、ここをどうやって攻めるんだろう~♪♪


NY州のゴルファーのみなさま、今年中に是非一度!



4時からの遅いスタートだったので、16番ホールにさしかかったところで薄暮に・・・

諦めきれずに立った17番ホールのティーマウンドはホタルの光に包まれていました汗



この過酷なホールを伴にしたからか、単に気が合ってしまったのか、

この日一緒になったアメリカ人のおじさまたちとこの後ビールで乾杯!

ラハイエム!(ユダヤ系)、ボトムズ アップ!(アイリッシュ)、そして乾杯!

(時間がたつほどにお二人の発音が「カンペイ」になるのが気になるわたし。)


飲んだらさらに打ち解けてしまい、ベスページの街へ出て4人で夜2時まで飲み続けてしまいました。

頂いた名刺をみたら、お一人は超有名証券会社の副社長!びっくり。




長くも楽しかった一日。

この後は、そんな楽しい気分もすっかり醒めあがる恐ろしい事実に気づき(私のおろかさゆえ)

三十路の夫婦がゴルフ場の駐車場で一夜を明かすことになります。


が、もう十分長いので、ベスページの予約方法なども含めて、この次の回へ・・・。