うちのニャイちゃん、結構虚弱体質です(=^ェ^=)



 そんなニャイちゃんの今の課題は…


 ●腎臓(BUN、クレアチニン、リン)の数値を

  下げる

 ●甲状腺機能亢進症(T4)のコントロール

 ●アレルギー(呼吸、皮膚共に)を抑える


 今年の春18歳になり、ますます元気で楽しく

 居て貰いたい為に 店長も私も主治医も

 奮闘していますが、なかなか数値が思うように

 下がらなかったり…体重ばかりが落ちたり…


 キトンの時から水をあまり飲みたがらなかったニャイ。


   青年期から初老期に入った頃には徐々にBUNが上がり初めてそれから毎年、注意深く腎臓の数値を診ていたのですが昨年、クレアチニン値が正常値から外れて随分上がってしまいました。


 その時にはもちろん、主治医から処方食を進言されますが 私も店長も丁重にお断りさせて頂きました。


 何故なら、私は処方食を試して良かった事が未だかつてなかったからです。

 それは主治医を疑っての事ではなく、私は店長の栄養学の知識を信頼しての事。

 それが伝われば、主治医も強硬に進めて下さる事はなかったので 主治医にも店長にもとても感謝しています。


 さて、主治医からの課題は…


 ●アレルギーが出ない主食選び(缶詰を含む)

 ●甲状腺機能亢進症のアプローチの為の薬の量

  そして、毎日飲まないといけない薬と他の

  臓器に掛かる負担のバランス

  

 など。

 これから起こる内臓の負担がどれほどなのかを考えた上で、3〜4ヶ月に一度の血液検査を提案して頂きました。


 甲状腺機能亢進症を発症したと同時に徐々に腎臓の数値が正常値からはみ出し始めました。


 この時の主治医の見解は…

【腎臓の機能が低下してのホルモンが出過ぎてるとも取れます。投薬をしながらの定期的な血液検査での経過観察をしましょう。】


 やっぱりK先生は信頼に等しいニャイの主治医です。

 

 店長と相談するでもなく、私も店長も即決で

【宜しくお願いします🙇‍♀️】

 と、言いました。


 それでも甲状腺ホルモンが出るのを抑えないと心臓に負担が掛かります。


甲状腺は喉の気管の両脇あって、そこから体の発育や新陳代謝をうながすホルモンを分泌しています。
それでは甲状腺のホルモンが、過剰に分泌されるとどうなってしまうのでしょうか?
代謝が活発になるために、老猫が急に元気になったり、食欲はあっても痩せてきたりします。
さらに細胞の酸素消費量が増えるため、心臓に負担がかかり心肥大を起こしたり、過呼吸になったりします。

猫 甲状腺

※ひこの動物病院様ブログ参照


 主治医も血液検査の結果を元に薬の量や種類などを変えて対応して下さっていました。


 それから2年が過ぎた9月。


 T4の値も薬の量もこれ以上増やす事も出来なくなり、体重も4.1kgから3.6kgに減ってしまいました。

(T3T4とは、血液中の甲状腺ホルモンのことで、糖の代謝やたんぱく質合成など、人間のエネルギー代謝をおこなうために分泌される物質です。 TSHは脳から分泌される甲状腺刺激ホルモンのことで、T3T4の調節機能をもちます。 これらを調べてホルモンの分泌異常がないかを調べます。)

 

 薬もこれ以上増やす事も出来ず、あとはお水をたくさん飲ませる事、低タンパクで質の良いフードを与える事、水分量の多い総合栄養食(ネコ缶の総合栄養食)を毎日与える事などの打診があり それを忠実に店長も私も守って来た二年間でした。


 2020年9月に亢進症を発症したニャイは、その日から薬を毎日飲まなければいけなくなり それから腎臓の数値も高くなり、脱毛と呼吸器系アレルギーの喘息でも苦しむ事になります。


 呼吸をラクにしてあげる事を優先すると、脱毛が増えて…投薬を優先にすると腎臓の機能に影響が出ました。


エリカラ付けられてご不満気なニャイちゃん😅



 元気で居て貰う為にホルモン量のバランスを薬によって整えあげる事がこんなに難しいとは思いもよらず、【ただただ元気で楽しく居て欲しい】と願いが変化した二年間でした。

 

 でも、これ以上の手が見当たらないんです…


 私も店長もこれ以上、どうすれば腎臓、甲状腺ホルモン量の出過ぎを抑えてあげられるのか?わからないんです。


(T4は上手く下がってくれたけど、クレアチニン、IPが少しずつ上がって来ています)


 なすすべがない…。

 どないしょ…。