あんじのブログ

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訪問看護ステーションです。日々の思いを少しでも。
笑って毎日を過ごしていくために、私たちにできることを、考えていきます。

松原市、堺市、大阪市南部を範囲とする、訪問看護ステーションです。

赤ちゃんから高齢の方、介護の状態の方から、元気なお年寄りのかた。

障害。自立支援。

腰痛、がんの診断を受けた。などなど。

自宅で過ごす毎日に、少しでも不安に思うことがあれば、

私たちにご相談下さい。

こんにちは(^^)/

あんじ訪問看護ステーションstaff上田です♪

 

日本人が好きなのか

人間が好きなのか

わかりませんが


長生き


好きですよねみんな


日本では長寿は国から表彰?

されますしね


確かに大切な存在との

別れは寂しいので

長生きして欲しいとは思います


でもさ


長生きしても

辛そうな姿を見るのも辛い


この狭間で苦しむご家族も

割と多いなぁと思います


こればっかりは価値観なので

どっちが良いとか

私の考えを押し付ける事もしません


看護師してるとこの方はきっと

こう言って欲しいんだなぁって

何となくわかりますしね


看護師は基本中立

看護師が患者や家族に代わって

決断する事もしません


「どっちが良いと思う?」

「決めて欲しい」

「どっちが正解かな?」


結構かけられる言葉です


正解はないし

答えも持ってません


私達ができることは

経験してきた事をお伝えする事

一つの方法しかないと思い込んで

苦しむ人に


こういうパターンもあるよ

こういう考えもあるよ

こういう方もいたよ


逆に選択肢を増やして

悩ます事になるかもしれないけど

看護師だからこそした経験から

伝えられる事があると思うし


看護師にしかできない経験は

伝えていく必要があると

私は思ってます


そこからどう選択するかは

患者さんや家族さん次第

 

聞かれたことに

教科書的なありきたりな

返事をするのは簡単だし

責任負わなくて楽


自分で決める事ですよ

家族が決める事ですよ

正解はないですよ


言うだけなら簡単

看護師としてはそれで良い


でも在宅医療という場で

より密な関係を築ける環境で

ご縁があって受け持って

信頼関係ができて

人生に一度しかない最期の時までを

サポートさせてもらうならば

看護師として+αをしてあげたいと

私は思ってます


それは後押しする事かもしれないし

喝を入れることかもしれないし

ただ寄り添うだけかもしれない


人それぞれ違うから

それを長い時間をかけて

知っていく、見つけていく


それが在宅看護師の面白みだとも

思ってます


私がいてくれて良かったと

思ってもらえるように

私だからできる+αの看護

それを意識してこれからも

関わっていきたいですね


「看護師さんがいてくれて良かった」

そんな事を人生の最期に

思ってもらえるって

この上ない幸せですよね🍀


 

あんじは10周年を迎えました♪

ご自宅で自分らしく過ごしたい方は

お気軽にご相談下さい(^^ゞ