クロさんですよ〜☆
今回は、Lesson1のアドバイスをしたいと思います☆☆
主にドローンで「ゲートを潜る練習」をしている人って大抵は、レーシングドローンを扱う人達だと思います。
スピードを競うあまり…衝突有りきの練習方法なんです(笑)
参考になると思いますが…DJI FPVで飛ばすとなると…「衝突有りき」の練習方法は、実用的ではありません。
そこでレーシングドローンの練習方法を分解して見てみようと思います☆(*´ー`*)
良いとこだけ取り入れちゃいましょう!
レーシングドローン練習の考え方
・まずやってみる
・スピードを速くする
・最短の飛行経路
…ハイ!DJI FPVを飛ばす事を考えると全て致命的です(笑)が、DJI FPVのMモードの操作は…レーシングドローンのアクロモードと近いんです。
〜過程〜
①「初心者」低空飛行を出来るかな…?ってくらいになって、とりあえずゲートを潜る練習に入ります。この時点では、潜れると思うくらいのイメージです。
とりあえず分からないけど潜ってみる人もいます。
②「経験半年以下」ゲートの潜る成功を重ね自信が少し付いていきます。この時点でゲートがどこまでの高さまでなら潜れるのか試し始めます。
③「中級者」スピードを出し始め、ある程度の高さでもゲートを潜れるようになっています。この時点では最短距離・小回り・スピード(タイム)を意識し始めます。
〜解説〜
①「初心者」とりあえず潜ってみる人は大抵、操作ミスでゲートにぶつけます。
・原因は、高度維持が出来ていない。
・遠近感が掴めてない。
・真っ直ぐ飛ばせない。
まず、真っ直ぐ飛ばせるようになる事が大切!
地面に線を描いて、それに沿って飛行する練習を心掛けましょう。高度は無視です。なるべく低くする意識だけで充分ですが…下の描いた線が見えないほど高く飛ばすと練習になりません。
ポイント「真っ直ぐ飛ぶ」!
真っ直ぐ飛ばせるようになったら、ゲートのすぐ横を飛行し、ゲートの枠より低くく飛ばす意識をしながら真っ直ぐ飛ぶ練習をして下さい。
この時点では、ゲートを潜る必要はありません。
ポイント「ゲートの枠より低く飛ぶ」!
出来そうと思えるようになったら、ゲートの枠を潜る時に真っ直ぐ飛行し、ゲートの枠より低く飛びながら進入して下さい。
ポイント「真っ直ぐ飛びながら、ゲートの枠より低く飛び続け、ゲート目掛けて飛ぶ」
②「経験半年以下」必ず高度を無視して、無理にゲートに進入するようになってきます。
ゲートを潜れるようになると…慣れと同時にどのくらいの高さでも無理矢理ゲートを潜るようになってきます。
…必ずゲートにぶつける日がきます。
どのくらいの高度でもゲートを潜れる技術は「点の操作」が上手くなるだけです。
(瞬間的にゲートを潜る時だけ低空飛行する事)
ゲートを潜るだけの目的であっても…この操作を覚える前に「線の操作」を覚えて下さい。
(持続的にゲートを潜る高さで飛行する事)
レースでも、最短距離を得たいのなら…低空飛行の維持が最も有効になります。
いちいち高度を上げて、ゲートを潜る時だけ低く飛ぶ癖は…上達すればする程に抜けなくなります。中層部のレーシングドローンユーザーは、大半がこの飛び方です。
スロットルを上げると必然的にドローンは上昇傾向にあるのも理由のひとつですね。
「点の操作」はクラッシュが多くなります。
点の瞬間しかゲートを潜れないのですから…必然的にゲートにぶつかる確率が上がりますよね。
…ゲートを潜れる高さを維持する飛行なら、どこのタイミングでもゲートを潜れるのですから☆
よって「線の操作」が重要なんです。
③ここまで飛ばせるようになってる方は、どの高度でもゲートを潜れます。
点の操作に慣れてしまった方は…ココが壁になります(´・ω・`)ほぼフルスロットルなのにタイムが短くなりません。原因は飛行経路。
今までは、スロットルを開ける事に専念しタイムを縮められたと思います。
けれども…飛行経路が最短ではないのです。
そして、最短距離を飛行するとゲートやフラッグが近く感じられ…スロットルを上げれなくなります。「タイミングが変わる」からです。
「点の操作」に慣れた人は、タイミングが非常に重要になってきます。このタイミングが変わるのですから見直すところが多くなります。
ところが、スロットルを開ければ結果が残せた実績があるため、スロットルは緩めれなく、タイミングを変えられないんです。
「線の操作」に慣れた人は、スロットルを開けばタイムを縮める事が出来るんですが…このフルスロットルがなかなか出来ない傾向にあり、実績も遅咲きです。
理由は、フルスロに出来ない分タイ厶が出ません。ゲートやフラッグが近く感じられ、地面から近い緊張状態(低空飛行維持)の相乗効果でフルソロになかなか出来ないんです。
操作自体は、「点の操作」よりタイミングがない分、衝突の可能性は低くく、フルスロが出来ないので…衝突も軽度の傾向があります。
…よってDJI FPVで飛ばすのであれば!
①ゲートを潜れる高度を保つ練習(線の操作)。
②スピードは後で良い。
③チャレンジ精神は少量で、確実に石橋を叩いて歩く手法で練習する事。
技を練習したいのであれば…最初っから実機で試すのではなく、シュミレーションで試すのもおすすめします☆
そして低空飛行の真髄は、撮影にあります。
「点の操作」の焦点であるゲートを被写体に置き換えると分かりやすいんです(*´ω`*)r
被写体が近くなって…上空に逃げてるようでは動画になりませんww
そう…被写体を捉え続けるためには、張り付かないといけないんですから☆
その基本の飛行こそ「低空飛行」だと思います。
まずは、地面に張り付く事を覚える!
頑張ってみてください☆