歌劇トゥーランドット 

 

私がトゥーランドットで外せないポイントは、ご存じ、「ネッスンドルマ」。

 

やっぱりね〜、「ネッスンドルマ」で気持ち良くなりたい恋の矢

 

勝利を確信したカラフが、世界は自分のものだとばかりに自信タップリにド迫力で歌ってくれないと。。。

 

「ネッスンドルマ」をサラっと歌われると、ち・が・う と思ってしまう(笑)

 

 

もう一つのチェックポイント。エンディングの前の、トゥーランドット姫の葛藤を前にして、カラフが堂々と名乗ってしまう。その後の展開が、色々、芝居として解釈が別れるのだろう。

 

大逆転の、ドンデン返しのエンディングが大好きです。初めて見た時、1週間くらい夢見ごごちでした。

 

 

勿論、歌手さん達の歌の素晴らしさ、セットの豪華さ。見どころは、イッパイ❣️

 

 

いつも、思うのだけど、日本語の素晴らしさを感じてしまう。

 

オペラの日本語訳に慣れてから、英語訳の同じものを見てしまうと、「アレッ❓」と思ってしまう。

 

英語が凄く平坦と言うか、日本訳が彩りが見えてくるような。。。微妙な色彩が絶妙に煌めいていると言えば良いのか、奥行きを感じると言えば良いのか。

 

 

漢字のイメージ力も有ると思うけれど、語彙の種類かな。短歌や俳句の国だからね。

 

只、この場合、訳するひとの力量がものを言うのでしょうが。

 

日本語をベタ褒めると、少し恥ずかしい気もします。