(前回~1~に引き続き)


  さて、館内に入りある部屋に通されました。

(普段ここではセミナーや譲渡説明会などが行われているそうです)   ~すみません。以下文章が続きます~


代表の方からセンターの事業内容や諸問題などのお話があり、その後質問コーナーへと・・・。

時間にして約1時間程?だったかと思います。


質問事項は事前に用意してきました。(以下~1~に記載)

①愛護センターのシステム(しくみ・流れ)や取り組みについて、直接お話を聞きたい

②年々処分される犬や猫は減ってはいるが、全くゼロに近づかない。何が要因でそうなっているのか?

③引取りを有料化したことによってのメリット、デメリットは?

④捨てられたりした犬や猫達の実情(行く末)をなぜもっとオープンにできないのか?etc・・

                              本

まず、当センターの業務内容の説明がありました。(別途小冊子より)

・動物による危害、被害防止事業

  野犬等の捕獲・抑留および返還、犬猫の引き取り、犬猫に関する苦情処理、狂犬病の健診

・動物愛護普及事業

  犬のしつけ方教室、ハンドラー・モデル犬の派遣、動物愛護教室、親子体験教室、愛犬・猫教室、

  犬・猫譲渡会、飼い主さがしの会、動物に関する指導・助言、負傷動物の保護・収容

・その他

  動物の正しい飼い方推進月間、動物による危害防止対策強化月間、動物愛護週間行事、

  動物に関する調査研究、動物の管理・処分

                              本

はてなマーク質問①について

全てにおいて(時間的なこともあって)詳しい説明はなかったのですが、とても丁寧に話して下さいました。

 昔と違って、しつけやふれあいなどを取り入れ、多くの方々にちゃんとした飼い方を伝えていくー

決して多いとは言えない職員・スタッフの方々、それぞれが忙しい中、日々の県民からの苦情などに対応しながらもこういった活動を取り入れ、愛護への働きかけをしている姿勢は私達が目指すところと同じであり、共感すると共に刺激にもなりました。

はてなマーク質問②について

データによると、処分数は年々減少しています。(全国的にも減少の傾向にあるようですが・・)とは言っても 毎日のようにセンターへ犬猫達が集まってきます。


 その持ち込まれた理由は何だと思いますか?
1番目の理由は「世話ができなくなった」です。

飼い主さんの持込みが多いそうです。何らかの事情での持ち込み・困った上でのことだということで、それ程厳しくは言わないそうです。

その代わり必ず、センターに収容された後どうなるのか・・・全て隠さず説明をするそうです。


2番目の理由は「仔犬の処置に困る」です。

丁度伺ったときに仔犬が持ち込まれていましたがー。安易に生ませ、世話ができないからと持ち込む。

飼い犬の管理(去勢・避妊する、リードにつなぐなど)の仕方はどうなっているのか?

1度に5~10頭生むことを知っているのか? 

おそらく、野放し状態で飼われている家も多く、飼い主さんの意識が薄いようです。


その他の理由として「病気・けが」、「近所からの苦情」、「事故を起こした」など。


はてなマーク質問③について

合格引き取りを有料化したことで何か変化はあったのだろうか?


センターの方いわく・・・有料化したことで持込の数が減ったという感覚はないとのこと。

むしろお金にはそれほど執着がないように思われ、簡単にお金を払っていくとのことでした。

そうでなければ捨て犬が増えているはずだし(そういった情報はない)、持ち込むことでその飼い主さんは最後の責任を果たしことになるのではないか?とおっしゃっていました。

なんだかその言葉が心に突き刺さりました。果たしてそれが責任をとったということなのか・・・。


はてなマーク質問④について
合格もっとこういった現状を皆さんに知ってもらうべきでは?

  最後はこういった悲惨な状況であることがわかれば持ち込む人も減るのでは?


これまでに沢山のメディア・報道・取材を受けてきました。もちろん隠すつもりもないし、より多くの方々に現状を知って欲しい。ただ最後の処分室などは写真、ビデオ、放映を一切お断りしています。

皆さんに平等にそのようにしていますとのこと。


合格なぜ最後の部分をオープンにしないのですか?


我々は県民の安全第一で動き、それがあって愛護活動をしています。

その部分を見せることで、あることないことを取り上げられ、ひどいことをやっていると思われてしまうことがやはりつらいので・・。でも必ず伝えて欲しいことをお願いしています。

 「これらはすべて飼い主さんの無責任な行動で起こったことです。

 最後まできちんと責任を持って飼って欲しい」 

というようなことをおっしゃっていました。

確かに何も知らない方から見れば、かなりショッキングなことですね。

しかも取材ともなると、本当に伝えたいことが伝わるのかどうか・・・。


センターで働いていらっしゃる方の日々のご苦労・思いを知れば・・・なおさらありのままの姿・真の気持ちを

伝えられたらどれだけいいことか。


(質問時間にも限りがあり、何かあれば後でということになりました)


                           クローバー    クローバー    クローバー


次に、施設内を案内していただくことになりました。


センター外観は綺麗な建物で敷地も広く、周囲にはドッグラン(プチアジリティあり)が併設されています。

利用される方は少ないようですが・・・。

                        外観1         外観2



まず、ドンッモデル犬が居る犬舎(本館脇に一戸建て?)です。


   犬舎     玄関があり、お風呂場・台所あり(荷物置き場になっていました)


部屋の奥にクレート・バリケンネル等が並べられており、3頭のドンッモデル犬を紹介していただきました。

(全部で4頭いるそうです)

           モデル犬1        モデル犬2       モデル犬3

   

ドンッモデル犬とは・・・もともとはこのセンターに持ち込まれた犬達。担当者の手厚い訓練により、きちんと

             コマンドがはいっており、ふれあい(小学校)などでデモ犬として活躍しています。


左・黒ラブ・・・10歳超。とっても優しいお顔です。高齢のためあまり無理は出来ないそうです。

中・Mix・・・3~4歳。キツネのようなマズルが印象的なすっとしたお顔です。耳と尾などフサフサしています。

右・ブラックタンダックス・・・6歳以上。来た時はすでに6歳。当初は皮膚の状態が悪く、

                 咬みつくなど問題犬だったそうです。嬉しそうに尻尾を振ってくれましたよ。

常にこの中で生活しており、排泄と施設内敷地の散歩以外は外に出して遊ばせたりすることは無いそうです。

このように、クレートの中でのしつけもきちんとできるんだということを皆さんにお伝えしているそうです。


また、小学校などを訪れ多くの子供達にふれあってもらう活動もやっているそうですが、70名程の人数に対して3~4頭で対応するは犬達へのストレスがかかる・・・でもやっていかなければならないことだし・・・。

特に高齢のラブちゃんへの負担や、夏などは犬達の体力消耗など・・・かなり厳しいとおしゃっていました。


何らかの事情でセンターに持ち込まれ、幸運にも?モデル犬として命を救われた犬達・・・。

みんな優しいお顔(表情)でした。ちゃんと担当者の指示に従い動いていました。

これがこの子達の使命なのであれば、これからも頑張って欲しいと思いました。


                           クローバー    クローバー    クローバー  


次回に続く。