帰る場所。

魔界が終わって一息ついた後、

急遽昨日まで

家の事情で秋田に帰っておりました。

健康すぎて病院に罹ったこともない

御年92歳になる祖母が、

この数年は一人暮らしをしていて、

元気に田舎で畑仕事や雪かきに精を出していたのですが、

ここ１年ほどで急に元気がなくなってしまって

一人ではいろんなことが難しくなってきて、

母が毎日のように会いに行っていたものの、

やはり見て居られない時間が心配で

別の施設でのショートステイを経て

急遽待機なしに入れる施設が見つかったため

今回ホームと呼ばれる場所に行くことになりました。

家族で下見に行った場所は

とても広くて職員さんが多くて

清潔で良さそうな場所で、

祖母のためを思うと至れり尽くせりになるのだけど、

家族からすれば祖母を置いて行く、閉じ込めると思われないか、

そして住み慣れた家を離れさせてしまうことへの申し訳なさと罪悪感、

様々な感情でいっぱいです。

母が一番そこを抱えていたので、

付いていてあげたいと思って

ちょうど今抱えていたのが在宅作業のみだったので、急遽帰ったの。

祖母は久しぶりに私に会って

それはそれは嬉しそうにしていて、

一緒にご飯を食べてから

新しい場所に連れて行くと、

知らない人たちに囲まれて最初はすごく戸惑っていたけど、

とても賢い人なので

時間が経つと理解してくれて

自分はここに居ることにするから

もう心配しなくてもいい、帰ってもいいと言われました。

祖母の住んでいた、

私が高校生まで育った家はそのままにしてあるので

祖母が帰りたくなったら家族が連れて行きます。

複雑な家庭事情を持つ私は

今秋田で実家と呼べる、いつも帰る場所は伯母のどぶりんの家です。

廊下には私がいっぱい。

東京で何年暮らしても、

帰る場所は秋田なんだ。

祖母と私は似たような環境になったのかな、と思いました。

今居る場所にも優しくしてくれる人がたくさん居て寂しくはないけれど、

たまに息抜きに

自分の在るべき場所に帰れたら。

そんなおセンチな帰郷でした。

そして今回の帰郷の目的の半分は

７月初めに生まれた姪のりっかちゃんへの初めましてや

どんどん大きくなる甥たちに会うためでもありました。

りっかたんどーん。

キュートちゃん

早くしゃべるようになっておませなお姫様姿が見たいな。

小学二年生になったひなたとゲームを買いに行ったり、

４歳になったけいととボール遊びやお絵描きをしたり、

おばさん大忙し。

ひなたが近所の友達に私のことを「東京の友達」と説明していたのが

妙にツボでした叔母ちゃんだよ

けいとにお見送りしてもらって

東京に帰ってきました

大事な故郷のみんなが

これからも健康で長生きしますように

いってきます

明日はSAYAKAVER. LIVEのハイレゾ音源先行視聴会です！

あなたの耳に幸せをお届けですよ

～おまけ～

秋田の盟友・ちぃさんと行ったお店で

また好みの日本酒に出会いました

最近福禄寿の一白水成プレミアムばっかり飲んでたけど、

久々に別の子にときめいた。

「白神のめぐみ」

白ワインみたいにフルーティで風味豊かな子です。

帰りにしっかりチビ瓶を…

２本と、

四合瓶を２本買って帰ってきました

大事に飲もう。

冷酒をちびちび。

大人な時間