体調を心配するコメントをたくさんいただいて、
恐縮かつ反省の気持ちでいっぱいの紗花ですo(TωT )

調子が悪いのはノドだけですが、気を抜くと熱が出るので
それぞれの用途の薬をいろいろと出してもらったんですが、
これがものすごく眠気を呼ぶわけで…
ご飯→薬→3~4時間おねむ→ご飯→…という
赤子スケジュールを繰り返しています。

練習行きたいよう(ノ◇≦。)


あ、先に告知しましょうか。

5/15・16に行われるANIMAX MUSIXの特設サイト
各アーティストのインタビューが毎週うpされております。

携帯では重すぎて見れないので、
PCから見れる方はよかったら見てみて下さいね☆

ちなみに最近好きなアニメは?って質問があって、
思い入れのあるアニメでと言われたのでエヴァの話をしてますが、
戦う司書は別格として、
最近一番好きなアニメは
「うちの三姉妹」ですあひる

もう声優さんたちの演技が最高で、
スーもフーもチーもかわゆすぎなんだよぅぅぅ!!

民放のもアニマのも両方録画して
何回も観ています(≧▽≦)


そして、信じられないので
ちゃんと発売されてからお知らせしますと言っていた雑誌…

10日発売になりました。

RollingStone日本版3月号です!!

ビックリするでしょ?
オファーを受けてすぐ先月号の内容を見ましたが、
日本・海外を含めて
そうそうたるアーティスト・映画スターの方々ばかりなんです。

しかもHP上に各月の目次が掲載されていたので
ずぅーっと遡ってみたんですが、
アニソンアーティストの名前がない…
(今月号には水樹奈々さんの記事もありますが☆
奈々様と近いページに掲載ほわぁぁぁう!!え゛!

取材の日、お会いしてすぐに何故私に…?とお聞きしたら、

「ネットで大会の時の佐咲さんの記事を読みまして。
27歳という御年で、OLをなされていたのに、
その安定を捨ててアニソン歌手になろうと動いた覚悟というか
意志の強さに興味が湧きまして…。

うちの雑誌の読者が、ちょうど佐咲さんと同じくらいの
20代後半以上がメインなんですね。
ちょうど大体現実を見始めたり、妥協を始めたりする年頃なのに、
そこから動き出して夢を掴んだっていうストーリーが
読者の方々に勇気を与えるんじゃないかと思いました。

そして、アニメソングというのは
うちの雑誌では今まであまり紹介していなかった分野ですが、
今や日本が世界に誇れる立派な文化ですから。
“日本版”と書いてある通り、
ローリングストーン誌は世界各地で各国版があるんですね。
そういう意味も含めて、これから世界に向けても
アニソン文化をたくさん紹介していけたら…と」

とのこと。

こんなに一般的な知名度も低いのに
私にオファーを下さった意味に
最初から感動して泣きそうになってしまいました(iДi)

アラサー世代にも何か動き出すきっかけをあげられるような
輝き続けるアニソンアーティストになれるよう
微力ながら頑張りますっ><


ここで、いろんな取材でもけっこう触れているんですが、
地元・秋田の大事な仲間の中から
私が今アニソンシンガーとなれたきっかけをくれた
トクベツ大事な仲間をご紹介☆

今日は本気で長文注意になりそうです:*:・( ̄∀ ̄)・:*:

長いけど、これは別の記事に分けたくないので
面倒な人はスルーですよ!!


まずは私がクラブで歌うようになった始まり…

24歳の秋、付き合った人が
たまたま地元で有名なDJさんでした。
私は高校時代に一応バンド経験があったり、
中高時代はいろいろライヴを観に行ったりはしてたけど、
クラブシーンは全く無知識だったので、
毎回怖々ながらクラブイベントに連れて行かれていました。

その時に紹介してもらったのが、
シンガーアキエさんとDJのフジさん

<アキエさんスペック>
・年は1コ上♀
・身長ミニマム+童顔
・お酒とダンス大好き
・歌でNYに留学経験あり
・性格は超ファンキー
・歌は繊細かつダイナミック。
・スキャットやアドリブで歌うのが得意。

<フジさんスペック>
・年は5コ上♂
・身長でっか!+一見怖そう
・ただのアイドルヲタww
・基本お酒は×
・DJでカナダ在住経験あり
・性格はシャイで優しくてヲタw
・DJ技術は確実に秋田№1

アキエさんは元々人懐っこい性格なのと、
一番年が近かったので最初からたくさん絡んでくれました。

フジさんはなぜか私をおもしろがって下さったらしく
1年以上名前ではなく「ゆうこりん」か
「こりん星の子」と呼んでかまって下さいましたww
(服がゆうこりんっぽかったらしい)

それまで私は友達は広くて浅い方で、
人付き合いも得意ではなかったし、
あんまり大勢で集まったりを好むタイプでもなかったんですが、
当時の彼がそれを変えてくれて
いろんな人と出会わせてくれました。

たくさんで集まって遊ぶことがとても多くて、
一番年下な私はいろんな方にかわいがっていただいて
自分の友達のようにも思っていました。

元々音楽は雑食で洋楽もたくさん聴いていたし
しかも歌の師匠がマライア先生だった(勝手に弟子入りw)のもあって、
自分でアニソンを楽しむのとは別に
クラブで踊ったり集まったりすることが楽しくなった頃、
2年くらいでその彼と別れることになってしまったんですが、
円満な別れだったし、イベントでも会うだろうねーってかんじで
仲は良いままだったんです。

でも、私も友達のつもりだった彼の友達たちの半分は
その後関係が気薄になりました。
あんなにたくさん遊んでいても。

そんな中で
全く変わらないどころか
「別れた方が誘いやすくなった♪」とばかりに
いろんな所に連れ出してくれたのがアキエさん。

私が一度歌を諦めたことを知っていて
「絶対もったいないよ!人前で歌おうよ!!」と
グイグイ誘って下さって、
ハモりが好きだったのでアキエさんのバックコーラスとして
カバーをやったり、一緒にオリジナルを作ったり…

また表舞台で歌うきっかけをくれました。

そしてその前も遊ぶ仲間に居たんですが、
この頃から急速に仲良くなったのがDJちぃさん

<ちぃさんスペック>
・年は5コ上♀
・どう考えても20代半ばにしか見えない美人ねーさん。
・お酒大好きヽ(゜▽、゜)ノ
・愛犬コジコジと同居
・いつも芯の通った意見をお持ち
・女子のお友達たっくさん!

精神的な面で一番お世話になって
一番頼りにしている御方です。

彼女もアキエさんに輪をかけて
私をいろいろと連れ出してくれました。

2人が共通して私に叩きこんでくれたのが、
私の強烈なネガティブ発想容姿コンプレックスを直すこと。

些細な言葉ひとつでも、
「今の発言!また後ろ向きワードムカムカ
と教育してくれました(笑)

そしてこの2人が入り浸っていたのが、
私を変えてくれた場所、
「studio bar Yokke」

普段はバーなんですが、
週末はライヴやクラブイベント会場となります。

あまりに一緒の時間を共有しすぎた恋人と別れて
一人ぼっちの夜を持て余していた私は、
家から近かったのもあって
一緒にヨッケに入り浸るようになって、

だんだん勝手にイベントを手伝うようになって、
だんだん勝手にメイド服で手伝うようになって、
バーテンがメイドだ!泣というのもお馴染みになって、
メイド服がどんどん増えていって、
キラキラメイドバーヨッケキラキラを勝手に構築してw、
オーナーの趣味でやらされてるんじゃないかともっぱらの噂で、
そこら辺を敢えて否定せずにオーナーを困らせて、
本当に本当に
オーナーの芳賀氏には大変お世話になりました。
(お手伝いもいっぱいしたけどね!)

で、ヨッケのHIPHOPやR&Bのイベントの
ライヴコーナーで歌うようになって
そしたらちぃさん、アキエさん、フジさんに
「さやの真骨頂で一番良さが出るのは
やっぱりアニソンでしょう」
と言われて
洋楽イベントの中で、
アニソンを歌わせてもらうようになって。

容姿コンプレックスを直すためにも
衣装も今のようなステージ用を
ネットでたくさん買い揃えるようになって。

私にとって衣装は元々「武装」でした。
自信のない見た目を、
衣装のかわいさで自信が持てるようにしてくれる。

それを着ていればいつもと違う自分を出せる気がする。

今まで恥ずかしかった、積極的なパフォーマンスが出来る。

だから武装。

今は皆さんにより楽しんでもらうためのアイテムでもあり、
私のテンションを上げてくれる神器でもあります。


そしてアニソンでライヴをし始めるにあたって、
元々クラブイベントに来るような人は
きっと知ってる曲が少ないだろうと。

さらに普段DJさんの繋ぎに慣れている人たちには
フルサイズで知らない曲を聴くのは疲れるだろうと思って、
最初からメドレーでのライヴを考えました。

それが今の私のカバー曲の時の標準スタイルになっています。

これに不可欠なのがDJフジさん。

一口にメドレーと言っても、
リズムを崩さず、ノイズを入れずに部分同士をキレイに繋ぐのって
けっこう難しいんですよ!

フジさんは波形を読み取るのが神懸かって上手なので、
「ここで切って最後のこの部分と繋いで!」とか
「歌から入る曲だからこのフレーズ繰り返してイントロ作って」とか
私の無茶な要望にもどんどん応えてくれるし
「こっちの方がかっこよくね?」とアイディアもくれるし
本当に技術と知識に頼りになっています。

プロになってからのイベントでも
このスタイルは出来るだけ使わせていただいていて、
トラックや繋ぎを褒められると本人以上に嬉しいです(´∀`)

いつも寝る時間削ってごめんなさいお><

あとはヲタ気質の仲間として、
グフグフする話をいっぱいできるので
一緒に居て楽しい音符

機材や構成の相談も聞いてもらっています。


というかんじで、
フルサイズで大事に歌いたい曲は別として、
お客さんを飽きさせないための私なりの方法がメドレーでした。


そして元々のフジさんの趣味と私のアニソンライヴを融合すべく
ヨッケでレギュラーでJ-POPナイトをするようになって、
VJのゆうかたんにプロジェクタを使って
スクリーン上にアニメの絵をつけてもらって
その曲ごとにアニメ動画に乗せて歌わせてもらって

彼らのおかげで新しい仲間もたくさん増えて
見守ってくれる人が増えて。

元の職場の仲良しのみんなも含めて、
私は本当に周りの人に恵まれました。

アニグラの予選に通って、
みんなの興奮もマックスになって
何度も壮行会を開いてくれたり
決勝の放送にもあった寄せ書きをくれたり、
それ以外にも手紙や手作りケーキやプレゼントをくれたり
返せるのか心配になるくらいの愛を
いつももらっていました。

だから家族はもちろんのこと
その仲間たちにありがとうと愛してるを
一番大事な場面だからこそ伝えたくて
ファイナルに創聖のアクエリオンを歌ったんです。

一万年と二千年前から→ずっと前から愛してる
一億と二千年後も→これから先もずっと愛してる

この気持ちを知るために生まれて来たの。
ありがとう。

って。


昔歌うたいを目指してた頃は、
もっと技術だけに頼っていて、
褒められたいから
自分のために歌っていました。

今は、人に伝えたくて歌ってる。
私がアニソンを愛してることを。
アニソンがくれる力を。

今この場所に立てるのは
これだけの人の支えがあってこそだってことを。
その仲間と家族への感謝を。
そこから生まれるパワーを
少しでも感じてほしくて。


だから、遅咲きのデビューになったことを
回り道だとは思ってません。

もっと早熟で早くにデビューしても
元々輝ける力を持ったタイプも居れば、
私みたいに経験値を積んでからじゃないと
なかなかエンジンのかからないタイプも居る。

この年になって
この仲間に出会わなければ
人の愛情にもっと無関心で
家族への愛ももっと気薄だった。
ぺらっぺらな歌しか歌えなかった。
伝えたいものもわからなかった。

出会いは必然。


ホントはヨッケで出会った大切な仲間が
荒川・くみこ夫妻やサヤさんや小松さん
ミォしゃん・サマンサさん・DJマキさん
大瀧くん・ダブクルーの皆さん
もっともっとたくさん居るんですが、
今回は「みんな」とまとめさせてもらいます。
だって既にえらい長さになっちゃったんだもんww


みんな、
距離は離れてしまったけど
これからもずっと
一億と二千年後も愛してるよ(/ω\)ハート


ちぃさんが先導して
決勝前にみんなで念を込めて贈ってくれた御守りと
寄せ書きを書いてくれたハンカチは
今でもレコーディングやステージのお供です。

ということで!
今週末、横手のふるさと村で会おうね\(^o^)/


長文自分語り乙ですた><
最後まで読んでくださった方、
どうもありがとうございました(´-┃