こんにちは。うえです。
ネトフリに実写版『ゴールデンカムイ』が来まして。
ランキング1位に君臨しておるわけです。

しかもそれだけ多くの人に見られつつも、Filmmarks4.0(5点満点)と超高評価。


漫画版一切読んだことないニワカ映画ファンが、『映画として』の感想を書きたいという記事です。

率直な感想

面白いけど、評価4.0まではないな、という感想でした。

3.6~3.7くらいでしょうか。


もちろん、北海道の大自然、アイヌの方々の雰囲気、殺陣や銃撃戦など、時代劇としての見応えはバッチリです。

時にはグロ注意か??というレベル。


ちゃんとベロンします。



さらに、2次元キャラの実写化もかなり高いクオリティで、違和感やサムい演技なしに見れます。


キャスティングについては、放映当時からかなり話題になっていたと思います。

いい所ばっかり語ってきましたが、じゃあなんで、4.0ほどはないと感じたのかというと。

2時間映画としてのストーリーの完成度です。

それは、土台2時間には収まらないものをいかに収めるか、という、もう一つの『漫画実写化の壁』と言ってもいいかもしれません。

おそらく本作のエンディングとしては、「アシリパとの関係性構築」だと思いますが、あまりにも序盤と終盤の違いが分かりづらく。

イレズミの地図にしても、今どれくらい手元にあって、あと何人なのかとか、"一区切り"感があまりにもなく。

もう少し場面描写や俳優の演技でやりようはあったような気はします。
これでも上手く要約したのだと思いますが、原作を見た事がない私からすると、『プロローグ!!!』という印象が強い印象でした。タイトルに序章とでもうたってくれたら違ったのかもしれません。

まあ、めちゃくちゃなオリジナリティを入れ込むより、ずっと面白い…という事なのかもしれませんが。

とにかく、是非見てみてくださいね~

©野田サトル 集英社 2024 映画『ゴールデンカムイ』制作委員会