こんにちは。うえです。

今回は、なんとも個人的にツボにハマった映画をご紹介します。


映画『シャイロックの子供たち』




原作、池井戸潤、主演:阿部サダヲ、上戸彩、玉森裕太。超豪華の正統派邦画です。

この映画の何に魅了されたか。
ズバリ圧倒的なリアリティ!!!!

~ストーリー~
舞台はとある銀行の支店。
ある日、顧客への届け金(営業担当がお客さんに届ける現金)が不足するという事件が発生。
とある女性行員(上戸彩)のカバンから帯封(100万円単位で留める紙)が発見され、横領の疑いをかけられるも、これを否認。

保身にはしる支店長は、役席者で自腹を切って補填。
そうこうしてるうちに、大口融資先が逃亡し、回収不能に。

不正融資を疑う主人公(阿部サダヲ)は、怪しげな融資案件を調べていくうち、二つの事件が裏で繋がっていることを突き止めていく…という感じのストーリー。


ストーリー展開やその描写が、まぁリアル。

業績にブチギレる副支店長。数字に追い詰められる行員。女性社員同士のいざこざ。

保身に走る支店長。内部監査を丸め込む社内の構造。

まあとにかくリアルな描写。それに超ビッグな俳優達。引き込まれる世界観です。


とにかく、まぁなんと言うか、金融業界に携わる貴方に、是非おすすめしたい名作です。

ちなみに、池井戸潤さん原作なので、漫画のほか、テレビドラマにもなってます。




ぜひぜひ、シャイロックワールド、楽しんでくださいね~

で、シャイロックって何だ?と思うあなたは、是非教養を磨いてみてくださいね~!

©池井戸潤  松竹