まひろさんです。

 

先週は急遽ブログをお休みさせていただいておりました。

 

 

いや~。まさかね。

またこのタイトルでブログ書くとは思ってなかったよ。

 

 

大人になって扁桃腺摘出術を受けた話

 

大人になって扁桃腺摘出術を受けた話 | アニROOMブログ (ameblo.jp)

 

 

↑こっちは2週間前に書いたやつ。

 

手術前日~術後1週間後くらいのまひろさんの体験談というか感想というか......なんかそういうのを書きました。

 

 

読み損ねた人のための!3秒でわかる扁桃腺摘出術~

 

・術後しばらく地獄

・喉痛すぎて食べ物飲み物はおろか、唾液すら嚥下できない

・こんな状況になるのに喋れない

 

   

制作・著作

 N H K

 

 

 

で、その1週間後。(つまり先週)。

まひろさんがブログを休んだ日。ん?妙だな......。

 

 

 

眠ってても一発で分かる推理ですね。

じゃぁ答えいきますよ?せぇ~~の!!

 

 


 

まひろさん、術後2週間後に再出血!!!

 

 

え、笑いごとなの?こんなにおもしろおかしく書いてるけど、笑いごとで済んだの?

 

 

 

 

 

済んでないです。本当に死が見えた。

 

扁桃腺摘出術やろっかな~とか、入院中暇だなぁと思ってこれ読んでる人へ。

 

術後マジで気を付けてね。

 

 

 

はい、詳細行きますね。

 

 

手術して1週間たった頃。

 

のどの痛みは続くけれども、退院してなんとなく身体も元気になってきた。

 

 

食事と運動、お風呂などを除けば特に制限もかけられなかったので、(期末でやることもあったし)術後11~15日の平日は仕事へ復帰。

 

入院期間中の分メール内容をキャッチアップするだけでも大変。とはいえ、無理はできないなと思っていたので身体を動かす作業は他の人へ依頼。

あと、シンプルに喉が痛いので会議での発言も控え目に。要所だけ単語で喋るみたいなことしてました。

 

 

1週間の仕事を終え、週末を迎える。

ちょっとずつのどの痛みは引いてきていて、ゆっくりだけどうどんならおいしく食べれるくらいの体調。

 

 

その日も、週末だ!とはしゃぐことなく夜ご飯に素うどんを食べ、まごまごとYoutubeを見ていたそのとき。

 

 

急に口の中で「サラッ」と温かい液体が喉に垂れる感覚が。

ビックリしたのもつかの間、一瞬で気分が悪くなる臭いで「あっこれ血だ!!」と認識。すぐに洗面所へ駆け出し、口の中の液体を吐いてみる。やっぱり血。

 

 

直前にきっかけと考えられるようなことは特にしておらず、むしろリラックスしているときに突然きました。

 

 

「2週間も経ってるのにこんなにドバっと出るんだ......。」

 

過去の方々の手術体験談見てるとたまに目に入る話だったし、お医者さんからも言われていたことですが、この手術は術後とその7日後にリスクが増大します

 

喉に貼りついている扁桃腺を取るので、術後にもともと貼りついていたところにカサブタができ、それが取れるのが7日後だから......という理屈です。

 

 

そこからさらに7日経っていれば、リスクは下り方向。多少マシにはなっているだろうと思っていたので、その時吐いた血液量を見て「完治はまだまだなんだなぁ」と自覚しました。

 

 

血を口から吐きつづけると血が喉で凝固する心配がある。

そう思ったビビりの僕はすぐに救急車呼びました。血を吐きながら状況説明、住所の伝達は大変。

 

 

血を吐き始めて5分経過。

 

 

救急隊員の到着......と同時に吐血も止まる。

このとき、風呂桶の底が見えなくなるくらいまで血が溜まっていた。

 

 

とはいえどう見ても正常な状況ではないため、念のため病院へ。

 

 

お医者さん

・カサブタがごっそり取れちゃってるね!

・血は止まってるし今できることないから様子みてみてね!

 

と、結構あっけない結論。

そのまま、血が付着したTシャツを着たまま歩いて帰宅。夜道その姿で歩いている僕を見てびっくりした人がいないか心配。

 

 

 

実は、カサブタが剥げたことでスッキリ感を憶えつつあった。

とはいえ、油断せずにいこう精神。幹部がむき出しになったということなので病院食くらいに戻さなきゃなぁとまで思ってました。

 

 

 

翌日昼。再出血

 

これも特にきっかけは無し。またもや突然の出血。

 

 

昨日出血したところが緩くなってるのかなと、また血を吐き出し続ける。

 

「また5分くらいで止まるかな?」と思ってた。

 

 

 

10分後、まだ止まらない。確実に前日より出血量が多い。

 

またもや救急車を呼ぶ。

 

 

その後病院に到着しても状況変わらず、結果1時間血を吐き続けました

 

その間、血が喉に固まってつっかえる感覚があり涙目になりながら必死で嘔吐を繰り返したり。

 

そして脂汗が滲み、呼吸が苦しいなと思ったタイミングから、段々とゲームでHP少なくなった時みたいに視界が外側からぼやけて暗くなり......。

 

そのときの記憶が正しければ、ずっと血圧のモニタリング画面で60台くらいの数値が見えました。

 

サラっと書いたけど、この時間は生きた心地しなかった。

 

 

その後、(おそらくですが)休日にも関わらず担当のお医者さんが状態を見に来てくれました。本当にありがたい。

 

 

しかし、当然そんな状態の喉を放っておくわけにはいきません。じゃぁどうするか。

 

 

喉奥をもう1回焼くことになりました

 

手術はできないので、部分麻酔をして口から機材をぶち込み直接傷を焼いていきます。

 

 

麻酔してるので痛くはない......。

が、人間反射というものがあり、喉奥にモノを突っ込むと自然に嘔吐の動作が入ります。

 

 

喉奥にピンセット上の(先端が高温になってるのかな?)機材をぶち込む

→幹部をちょっと焼く

→すぐに嘔吐症状が出る

→ピンセットを引っ込める

→落ち着いたら上に戻る

 

これを、幹部を焼き尽くすまで何度も繰り返します。血を吐いて意識がもうろうとしていたときよりもキツい。

 

 

短時間に何度もオエオエしながら喉にピンセットをぶっこまれる。

大の大人がずっと涙流してました。

血を吐いたときに飲んでしまった大量の血を、吐しゃ物の代わりにドバっと出したりもしました。

 

 

 

その後ベッドで横になり、1時間くらいかけて血圧も100を超え、なんとか帰宅。

内心、入院の方が安心できるんですけどね......。

 

 

で、その1週間後が今。

大量に血を吐いたからか、立ち上がるだけでめまいはするし、その後の食事制限もあって栄養失調ぎみなのかすぐに体力も切れます。

 

職場の計らいで、この1週間は休みと在宅をうまく活用させてもらいました。

多分もし出社してたら、出勤するだけで1日分の体力切れてたんじゃないかな......。

 

 

ただ、喉の調子はかなりよく、飲み物を飲んだ時にまだ違和感があるくらいで、痛みはほとんどありません。

 

が、油断するとまたなりかねないので......。お医者さんの診断をもらうまではまだまだ軟食生活続けます。

 

 

 

 

完治したら......みんな、おいしいもの食べに行こうね。

 

 

どうか、来週のブログでは楽しい話ができますように......。