打ち師🌷⚖️🐏🎵🌂🫧@mikitomrs本当にスペイン村か? https://t.co/TKmmirRtX4
2023年02月11日 09:03
いちか@いちか場地下@ichika_ba_chika志摩スペイン村開園!大行列!スペイン村とンゴちゃんの本気を見た✨#志摩スペイン村#周央サンゴ https://t.co/TdIJ7adPZR
2023年02月11日 09:41
経緯おさらい
このコラボ、大きく3つのフェーズに分けられる。
①雑談(21年~22年5月)
→遡ること1年以上前(2021年12月)から、周央サンゴの雑談の"ネタ"として語られる。
私が観測した範囲では、21年12月と22年の5月、少なくとも2回"バズって"おり、Twitterのトレンドにもあがった。
②動画コラボ(22年8月)
"バズり"を機に正式に案件動画としてコラボ。
周央サンゴが実際にスペイン村で撮影するというもの。所謂ロケ的なもの。
過去語っていた様々なエピソードを実際に動画付きで紹介することになり、瞬く間に100万再生以上を記録した。
③来園コラボ(👈イマココ)
『バグりすぎ』として、グッズ展開からショーの副音声までかなり多岐にわたるコラボが話題。そして初日には来場者が爆発することになった。
ポイント① ニーズ喚起が完璧
初めて周央サンゴがネタにしてから1年以上かけ、結果的にニーズ喚起が周到に行われていたと言える。
周央サンゴファンや所属の"にじさんじ"ファン、インターネット界隈の間には、すっかり『志摩スペイン村』という単語が刻まれた。
そればかりか、"チュロスが世界一うまい""人と交通の便がない""飯が美味い""スペインをイメージしたクオリティ高い街並み""ツッコミ所のあるショー"など、様々なエピソードにより『気になる存在』となっていたと言えよう。
確かに来園コラボは魅力的なグッズ販売が豊富だ。
しかし、いくらグッズが出るからと言って、いきなりコラボしたとして、東京から片道4時間近く要する辺境の地にあるテーマパークが、必ずしも大盛況になるだろうか?
名前も知らないテーマパーク。調べてみると遠い。楽しいかも分からない。『行かない理由』にしかならない。離脱可能性は高い。
志摩スペイン村にとって、この交通の便の悪さがウィークポイントなのは周央サンゴ自身も語っているところだ。
しかしながら、今回のコラボでは、交通の便の悪さという最大のウィークポイントは、『あらかじめ分かっていた』ことであり、既にクリアされていたともいえる。
今回のコラボは、周央サンゴやにじさんじファンに対し、『前から気になっていた』テーマパークへ誘致する最後のひと押しだったのだ。
ニーズ喚起からクロージングまで、美しい来園誘致となった。
ポイント② コラボ向きの長所と短所
志摩スペイン村の最大のウィークポイントは交通の便だが、地方のテーマパークであるがゆえに知名度のなさもある。
逆に、アトラクション(ショー)や広く美しい街並み、美味しく量も多い食事やスイーツなど、元々コンテンツ力は高かったといえよう。
だから、必要だったのは拡散力や来園のキッカケであり、その意味ではVtuberのようなインフルエンサーとのコラボは、非常に有効だといえよう。
例えばソシャゲなどが行うVtuberコラボは、日常茶飯事だ。
様々な評価を受けながらサービス終了したサクラ革命でも、超大物Vtuberとのコラボが行われていた。
しかし、どれだけ大物のインフルエンサーとのコラボであっても、元々のコンテンツ力がなければビジネスへの寄与度は低い。穴のあいた袋に、水をいくらいれても同じだ。
スペイン村のコラボは、元々しっかり運営されていたテーマパークで、足りない部分だけを補う形のコラボゆえの成功といえる。