パッケージ価値向上企画2 パッケージファースト | アニメ改革エンジン

アニメ改革エンジン

ブログの説明を入力します。

正規品購入者が一番初めに視聴できるスケジュールの仕組み
「一番早く観れる」という付加価値を追加し、販売を促進する
 
内容
・パッケージ買った人が最初に観られるように発売することで、購入動機を高める
放送のライブ感を失わないために放送日3日前くらいに発売
1巻(1話、2話収録)の発売は2話放送3日前
2巻(3話、4話収録)の発売は4話放送3日前
以下収録話放送日の3日前に発売
奇数話の引きがうまいとより効果的

・製作に無理が出ないスケジュール
成功させるためには放送前に全話完成しパッケージ生産が行われている必要がある
放送クールを一つ後にずらし、製作時間を確保する
パッケージ化に必要な期間を2か月とすれば、1か月制作に掛けられる時間が長くなる

集金タイミング
・製作開始から初回放送日までの期間は3カ月延びる
・第1巻発売は2カ月遅くなり、全巻発売は1カ月早くなる
・今までより5カ月間長くキャッシュフローを維持できれば成立する
ハードルはそれほど高くないと思われる


主なターゲット

・とにかく放送が待ちきれないファン
・TV放送自体が見れないファン
・実況にて一歩進んだコメントをしたいファン
(キャストビュアと合わさると「解説者」の人たちのコメントはさらに詳細になり、その知識はライトなファンにも伝播する)
_________________________________________________________________________

「創造力」を消費しないでパッケージ価値を向上させる企画の2つ目です

「時間」「体験」「優越感」を使って作品の出来とは違う次元で価値を付加します

時間経過で価値が喪失する上に、TV放送によるCM効果に頼れないので、事前の宣伝と、企業自体のファンを獲得することが重要になります。
「この会社の作品なら裏切られることは無いだろう」というファンとの信頼関係を確立し、ポイント特典使って動機づけするなどの工夫が必要です。

 優遇措置付き1か月前全巻予約コースなどを用意すれば、今の段階でも500程度は売れるはずですし、将来的にこの試みが認知されれば事前予約だけで5000ラインを確保することも可能であると考えています。
 ファンとしてはどうせ全巻そろえるのであればできるだけ特典がある方がうれしいですし、会社としても早い段階で売上目途が立つので生産数調整がしやすくなり、銀行融資などの資金繰りも楽になります。


 TV放送で納品が間に合わず、総集編になるたびに「全話出来てから放送しろ」という意見が出ます。
 今回の方法だと放送局納品の2か月前に映像が出来上がるのでSHIROBAKO最終話のようなドタバタにはなりません(パッケージ化の納期はありますが、放送局ほどはうるさくないでしょうし、1か所に持ち込めば良いのでマシかと)

 通常スケジュールで制作している作品の忙しい時期と、こちらの忙しい時期をずらすことが出来れば仕事量の均一化ができるのでより良いです(図では通常スケジュールの制作が遅れているので最終話スケジュールがかぶっていますが)

 年間4本作れる程度の体力を持った会社なら可能な試みだと考えています。
 ポイントシステムとの連携はさておき、キャストビュアと合わせて検討してもらいたいです。
 
 改善個所、補足箇所はありますので次回以降の投稿で補いたいと思います。

____________________________________________________________

1週間空けての投稿となってしまいました。
次回は週一ノルマ達成を目指してがんばります。